プロファイリング ツール レポートの列定義
更新 : 2007 年 11 月
次の表に、パフォーマンス レポート ビューで使用できる値の定義を示します。
列名 |
説明 |
---|---|
[% Application Exclusive Time] |
このコンテキストの関数のすべてのインスタンスのアプリケーション排他時間内に消費された、合計時間 (プロセッサ サイクル) または指定データ セグメントのパフォーマンス カウンタ値の割合。 |
[% Application Inclusive Time] |
このコンテキストの関数のすべてのインスタンスのアプリケーション包括時間内に消費された合計時間 (プロセッサ サイクル) または指定データ範囲のパフォーマンス カウンタ値の割合。 |
[% Elapsed Exclusive Time] |
このコンテキストの関数のすべてのインスタンスの排他経過時間内に消費された、合計時間 (プロセッサ サイクル) または指定データ セグメントのパフォーマンス カウンタ値の割合。 |
[% Elapsed Inclusive Time] |
このコンテキストの関数のすべてのインスタンスの包括経過時間内に消費された、合計時間 (プロセッサ サイクル) または指定データ セグメントのパフォーマンス カウンタ値の割合。 |
[アプリケーション] |
プロセスまたはスレッドを作成したアプリケーションのファイル名。 |
[Application Etl File] |
ETW データを含むファイルの場所。 |
[Application Exclusive Time] |
オペレーティング システム イベント、コレクション プローブからの時間、およびこの関数から呼び出されたサブルーチンの時間などのパフォーマンス データを除く、関数または概要項目の計算時間。 |
[Application Inclusive Time] |
オペレーティング システム イベントおよびコレクション プローブからの時間などのパフォーマンス データを除く一方で、この関数から呼び出されたサブルーチンの適用時間を含む、関数または概要項目の計算時間。 |
[AVG Application Exclusive Time] |
指定されたデータ範囲内の関数のすべてのインスタンスの、平均アプリケーション排他クロック時間 (プロセッサ サイクル)、P6 パフォーマンス、またはユーザー定義カウンタ値。 |
[AVG Application Inclusive Time] |
指定されたデータ範囲内の関数のすべてのインスタンスの、平均アプリケーション包括クロック時間 (プロセッサ サイクル)、P6 パフォーマンス、またはユーザー定義カウンタ値。 |
[AVG Elapsed Exclusive Time] |
指定されたデータ範囲内の関数のすべてのインスタンスの、平均排他経過クロック時間 (プロセッサ サイクル)、P6 パフォーマンス、またはユーザー定義カウンタ値。 |
[AVG Elapsed Inclusive Time] |
指定されたデータ範囲内の関数のすべてのインスタンスの、平均包括経過クロック時間 (プロセッサ サイクル)、P6 パフォーマンス、またはユーザー定義カウンタ値。 |
[Base Address] |
読み込まれたモジュールのメモリ アドレス。 |
[Call Depth] |
コール ツリーの深度。 |
[Clock Frequency] |
プロセッサのクロック速度。 |
[コマンド ライン] |
パフォーマンス レポートの作成に使用されるコマンド。 |
[Counter 1 - 16] |
インストルメンテーション中に、多数の異なるカウンタからデータを収集できます。既定では、TimeStamp カウンタのみが使用されます。 |
[CPU ID] |
CPU のメーカーおよび種類の情報。 |
[作成時間] |
.vsp ファイルが作成された日付/時刻です。 |
[Dirty Shutdown] |
プロファイラが突然終了されたことを示します。 |
[Elapsed Exclusive Time] |
コレクション プローブからの時間とこの関数から呼び出されたサブルーチンの経過時間を除く、関数または概要項目の計算時間。 |
[Elapsed Inclusive Time] |
この関数から呼び出されたサブルーチンからの間隔を含み、コレクション プローブからの時間を除く、関数または概要項目の計算時間。 |
[Event Action] |
発生したイベント アクションの種類。イベント アクションは Entry または Exit です。[呼び出しツリー] レポートにのみ表示されます。 |
[Event Type] |
[呼び出しツリー] レポートにのみ表示される、イベント アクションなどイベントの種類。次のリストは、さまざまなイベントの種類を示します。 L - 読み込まれる側のモジュール M - マーク E - 終了 Explicit - 関数の終了を明示的に受信 Implicit - 例外に起因する関数終了を推測 また、ETW イベントが有効な場合は、ETW イベントもイベントの種類に表示されます。 |
[Exclusive Allocations] |
関数から呼び出されるサブルーチン内の他のすべての割り当てを除く、関数における割り当て。 |
[Exclusive Allocations Percent] |
([関数から呼び出されるサブルーチン内の他のすべての割り当てを除く、関数における割り当て]/[プロファイリング中に発生した排他的割り当ての合計数]) * 100 |
[Exclusive Bytes Allocated] |
関数から呼び出されるサブルーチン内の他のすべてのバイト割り当てを除く、関数において割り当てられたバイト数。 |
[Exclusive Bytes Percent] |
(関数において割り当てられたバイト数/合計バイト数) * 100 |
[Exclusive Percent] |
([関数の排他サンプル数]/[プロファイリング中にサンプリングされた排他サンプルの合計数]) * 100 |
[Exclusive Samples] |
この関数から呼び出された他の関数のパフォーマンス データを除いて、この関数に対して収集されたパフォーマンス データ サンプルの合計数。 |
[Exclusive Transitions] |
この関数から呼び出された関数を除いて、この関数のすべてのインスタンスにおいて発生した遷移 (オペレーティング システム) イベントの数。 |
[Exclusive Transitions Percentage] |
データ範囲内のこの関数のインスタンスの包括時間内で発生し、関数の排他経過時間内でも発生したオペレーティング システム (遷移) イベントの合計数の割合。 |
[Final Processes] |
プロファイリング実行の終了時に動作しているプロセスの数。通常、サンプリングでデタッチした場合は 0 にはなりません。 |
[Final Threads] |
アプリケーション終了時に動作していたプロファイリング対象スレッドの数。 |
[Function Address] |
16 進形式の関数のアドレス。 |
[関数名] |
関数名。 |
[I/O Buffers] |
プロファイリング中にデータを格納するために使用されるバッファの数。 |
[ID] |
プロセスまたはスレッドに割り当てられる、システム定義の数値識別子。 |
[Inclusive Allocations] |
関数から呼び出されるサブルーチン内のすべての割り当てを含めた、関数における割り当て。 |
[Inclusive Allocations Percent] |
([関数から呼び出されるサブルーチン内のすべての割り当てを含めた、関数における割り当て]/[プロファイリング中に発生した包括的割り当ての合計数]) * 100 |
[Inclusive Allocs] |
関数から呼び出されるサブルーチン内の他のすべての割り当てを含めた、関数における割り当て。 |
[Inclusive Byte Percent] |
(関数およびその関数から呼び出される他のすべてのサブルーチン内で割り当てられたバイト数/合計バイト数) * 100 |
[Inclusive Bytes Allocated] |
関数から呼び出されるサブルーチン内の他のすべてのバイト割り当てを含めた、関数において割り当てられたバイト数。 |
[Inclusive Bytes Percent] |
(関数およびその関数から呼び出される他のすべてのサブルーチン内で割り当てられたバイト数/合計バイト数) * 100 |
[Inclusive Percent] |
([関数の包括的サンプル数]/[プロファイリング中にサンプリングされた包括的サンプルの合計数]) * 100 |
[Inclusive Samples] |
この関数から呼び出された他の関数のパフォーマンス データを含む、この関数に対して収集されたパフォーマンス データの合計数。 |
[Inclusive Transitions] |
この関数から呼び出された関数を含め、この関数のすべてのインスタンスにおいて発生したオペレーティング システム (遷移) イベントの数。 |
[Inclusive Transitions Percentage] |
コール ツリーの親関数から呼び出されたこの関数のインスタンスの包括時間内で発生したオペレーティング システム (遷移) イベントと、データ範囲内の包括遷移の合計数とを比較した場合の割合。 |
[Instruction Address] |
16 進形式の命令アドレス。 |
[Kernel Etl File] |
ETW データが収集された場合、そのデータを使用してファイルが別に作成されます。これは、カーネル イベントを含むそのファイルの場所です。 |
[Level] |
コール ツリー内の呼び出しの深度。 |
[行番号] |
ソース ファイル内の関数の先頭の位置。 |
[コンピュータ名] |
プロファイリングに使用されるコンピュータ。 |
[Mark] |
パフォーマンス問題のドキュメント化に活用するように、ユーザーがコード内にマーカーとして挿入したデータ。 |
[MAX Application Exclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最大単一アプリケーション排他クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[MAX Application Inclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最大アプリケーション包括クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[MAX Elapsed Exclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出されたこの関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最大排他経過クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[最大プロセス] |
プロファイラが同時にプロファイリングできる最大プロセス数。この値を超えるとエラーが報告されます。レジストリ キーによって制御できます。 |
[Maximum Threads] |
プロファイラが同時にプロファイリングできる最大スレッド数。この値を超えるとエラーが報告されます。レジストリ キーによって制御できます。 |
[MIN Application Exclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最小アプリケーション排他クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[MIN Application Inclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最小アプリケーション包括クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[MIN Elapsed Exclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最小排他経過クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[MIN Elapsed Inclusive Time] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のいずれか 1 つのインスタンスの、最小包括経過クロック時間 (プロセッサ サイクル) またはパフォーマンス カウンタ値。 |
[Module Identifier] |
モジュールを追跡するために使用される符号なし整数。この値は、プロセスへの読み込み順に基づいてモジュールに割り当てられます。たとえば、最初のモジュールはモジュール 0 であり、2 番目のモジュールはモジュール 1 です。以降も同様です。 |
[モジュール名] |
関数を含むモジュールの名前。 |
[Module Path] |
モジュールのディレクトリ位置。 |
[Module Size] |
16 進数によるモジュールのサイズ。 |
[Name] |
NameProfile API 関数を含むプロセスまたはスレッドに割り当てられた文字列。アイテムに名前が割り当てられていない場合、アイテムの種類 (プロセス、スレッド) が アイテム ID の前に付加されます。 |
[Num.CPUs] |
プロファイリングに使用されるコンピュータ内の CPU の合計数。 |
[呼び出し数] |
コール ツリーの親関数から呼び出された関数のインスタンスに対して呼び出しが行われた回数。 |
[オペレーティング システム] |
オペレーティング システムのバージョン情報。 |
[Parent Function Address] |
別の関数によって呼び出された親関数のメモリ内のアドレス。 |
[Percentage of calls] |
指定のデータ範囲におけるすべての関数呼び出しの合計数に対する、コール ツリーの親関数から呼び出された関数のインスタンスの数の割合。 |
[Process Highwater] |
同時にプロファイリングされたプロセスの最大数。 |
[Process ID] |
プロセスの数値識別子。 |
[プロセス名] |
プロセスの名前。 |
[レポート作成時間] |
レポート作成の日時。 |
[Root Node Recursive] |
この関数が直接的または間接的にこのコンテキスト内で再帰的に呼び出されたどうかを示します。 |
[サンプルの時間間隔] |
サンプルまたは使用されたイベントの平均クロック サイクル数。 |
[サンプル (中止)] |
アプリケーションのスタックをウォークできないときに取得されたサンプル。 |
[サンプル (アプリケーション)] |
アプリケーションがアプリケーション モードの間に取得されたサンプル。 |
[サンプル (破損)] |
コール スタック ウォークがスレッドのアドレス指定開始までのウォークに失敗したことによる不完全なスタック。 |
[サンプル (カーネル)] |
アプリケーションがカーネル モードの間に取得されたサンプル。これらはスローされません。 |
[サンプル (オーバーヘッド)] |
コール スタック ウォークの実行中に発生したサンプル。これらはスローされません。 |
[サンプル (合計)] |
発生したサンプル数の合計。 |
[Scenario Name] |
既定値は ProfileRun です。NameProfile API を使用して実行中に設定できます。 |
[Size of Buffers] |
I/O バッファのサイズ。I/O バッファのトピックを参照してください。 |
[ソース ファイル] |
.vsp ファイルの完全パス名を返します。 |
[Source File Name] |
この関数を含むソース ファイルの名前。 |
[Stack Pointer] |
関数のスタック ポインタ値。 |
[Source Character Begin] |
表示されるコード サンプルの最初にある列番号。 |
[Source Character End] |
表示されるコード サンプルの最後にある列番号。 |
[Source Line Begin] |
表示されるコード サンプルの最初にある行番号。 |
[Source Line End] |
表示されるコード サンプルの最後にある行番号。この番号は、次のような複数行ステートメントの場合のサンプルを除き、[Source Line Begin] と同じです。 y = myFunction(x + 2, y * 3, x / y ) – x; |
[Thread Highwater] |
同時にプロファイリングされたスレッドの最大数。 |
[スレッド ID] |
スレッドに割り当てられる、システム定義の数値識別子。 |
[スレッド名] |
NameProfile API 関数を含むプロセスまたはスレッドに割り当てられた文字列。アイテムに名前が割り当てられていない場合、アイテムの種類 (プロセス、スレッド) が アイテム ID の前に付加されます。 |
[Time Delta] |
このイベントが発生したときのタイムスタンプと、前のイベントのタイムスタンプの違い。 |
[Time Exclusive Probe Overhead] |
コール ツリーの親関数から呼び出されたこの関数のインスタンスの排他時間内で、プロファイリング プローブによって生じる時間の合計。 |
[Time Inclusive Probe Overhead] |
コール ツリーの親関数から呼び出されたこの関数のインスタンスの包括時間内で、プロファイリング プローブによって生じる時間の合計。 |
[Timestamp] |
イベントが発生した時刻。 |
[ツール名および完全バージョン] |
VSPerfReport の名前とバージョン。 |
[プロセスの合計] |
プロファイリング セッションの有効期間中にプロファイリングが行われたプロセスの合計数。 |
[スレッドの合計] |
プロファイリング中に作成されたスレッドの合計数。 |
[Type] |
コール ツリー内の行の種類を表します。返される値 : 0 はルート関数を表します。 1 は呼び出し元を表します。 2 は呼び出し先を表します。 たとえば、次のようなコール ツリーがあるとします。 main->funcA->funcB [Type] 列には、次の行が表示されます。 0 - main 2 - funcA 0 - funcA 1 - main 2 - funcB 0 - funcB 1 - funcA |
[Unique ID] |
関数を識別する 16 進数。 |
[Unique Process ID] |
プロセスを追跡するために使用される符号なし整数。この値は、プロセスの読み込み順に基づいてプロセスに割り当てられます。たとえば、1 番目のプロセスには 0 が、2 番目のプロセスには 1 が付けられます。以降も同様です。 |
[Unique Process ID] |
プロセスを追跡するために使用する符号なし整数。 |
[VSPerf90.DLL File Version] |
.vsp ファイルを作成したデータ収集ダイナミック リンク ライブラリ (VSPerf90.DLL) のバージョン。 |