メンバおよびエンドポイントのアプリケーション システムからの削除に関する考慮事項

更新 : 2007 年 11 月

システム デザイナでは、メンバおよびプロキシ エンドポイントをシステム ダイアグラム上のシステム定義から削除できます。システム ダイアグラムからアイテムを削除すると、そのアイテムへの参照を含むダイアグラムや他の分散システム ダイアグラムに影響します。次のセクションでは、システム ダイアグラムからアイテムを削除することによる影響の詳細について説明します。

システム ダイアグラムからメンバを削除する

システム定義のメンバを削除すると、そのメンバを参照しているシステム ダイアグラムおよび他の分散システム ダイアグラムに次のような影響があります。

  • システム定義からメンバが削除される他、そのメンバのプロキシ エンドポイントに関連付けられているすべての接続とデリゲートが削除されます。

  • そのシステム定義の使用を含んでいる他のシステム ダイアグラムから、削除されるメンバのエンドポイントを基に作成されたすべてのデリゲート、接続、およびプロキシ エンドポイントが削除されます。

    ms245796.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    このアクションは再帰的で、含まれているシステムすべてを通じて、プロキシ エンドポイントとデリゲートのチェイン全体が削除されます。

  • 削除されるメンバが、開いている配置ダイアグラムのどれかに存在する論理サーバーにバインドされているアプリケーションである場合、そのアプリケーションへのすべての参照のバインドが解除され、該当する配置ダイアグラムから削除されます。

    ms245796.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    閉じている配置ダイアグラムにある削除されるアプリケーションへのバインドを解除するには、該当するダイアグラムを開き、手動でバインドを解除します。詳細については、「方法 : 論理サーバーからアプリケーションをバインド解除する」を参照してください。

詳細については、「方法 : アプリケーション システムからメンバを削除する」を参照してください。

システム ダイアグラムからエンドポイントを削除する

システム定義のメンバのエンドポイントを削除するには、目的のエンドポイントをそのメンバを定義しているダイアグラムから削除する必要があります。ただし、エンドポイントの定義をアプリケーション ダイアグラムから削除すると、そのエンドポイントへのすべての参照および接続が、開いているすべてのシステム ダイアグラムから削除されます。開いているシステム ダイアグラムにある、削除されるエンドポイントへの参照に関連付けられているすべてのプロキシ エンドポイントおよびデリゲートも削除されます。

ms245796.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

閉じているシステム ダイアグラムに削除するエンドポイントへの参照がある場合、その参照は該当するダイアグラムを開いたときに削除されます。詳細については、「アプリケーション ダイアグラムからのアプリケーションの削除に関する考慮事項」を参照してください。

エンドポイントおよびプロキシ エンドポイントは、システム定義からも削除できます。ただし、エンドポイントまたはプロキシ エンドポイントを削除すると、開いているシステム ダイアグラムにある、削除されるエンドポイントに関連付けられているすべての参照、接続、プロキシ エンドポイント、およびデリゲートも削除されます。

ms245796.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

閉じているシステム ダイアグラムに削除するエンドポイントへの参照がある場合、その参照は該当するダイアグラムを開いたときに削除されます。

詳細については、「方法 : システム ダイアグラムからエンドポイントを削除する」を参照してください。

参照

処理手順

システム ダイアグラムのトラブルシューティング

アプリケーション ダイアグラムのトラブルシューティング

その他の技術情報

システム ダイアグラムでアプリケーション システムをデザインする