方法 : ユーザー マップ ファイルを編集する

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

ClearQuest コンバータでは、ユーザー マップ ファイルを使用して、ClearQuest データベース内のユーザー ID を該当する Team Foundation 作業項目トラッキング ユーザー ID に対応付けます。Team Foundation Server では Windows ユーザー アカウントを使用してユーザーを識別するため、移行を正しく行うには、すべての ClearQuest ユーザー ID が適切な Windows ユーザー アカウントに対応付けられている必要があります。

ユーザー マップ ファイルの既定のバージョンは、分析フェーズ中に、ClearQuest コンバータによって生成されます。コンバータは最初にこのファイルをチェックし、問題がある場合はエラーが発生するため、変換を継続する前にこのファイルが正しいことを確認してください。

必要なアクセス許可

これらの手順を実行するには、プロジェクト管理者グループのメンバであるか、または [プロジェクトレベル情報を表示します] および [プロジェクトレベル情報を編集します] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

ユーザー マップ ファイルを変更するには

  1. usermap.xml ファイルを開きます。例を次に示します。

    <UserMappings>
  <UserMap From="admin" To="domain\AdminAccount" />
  <UserMap From="user" To="domain\UserAccount" />
  <UserMap From="QE" To="domain\QEAccount" />
  <UserMap From="lead" To="domain\LeadAccount" /> 
  <UserMap From="engineer" To="domain\Engineer" />
</UserMappings>

  2. ユーザー マップをチェックし、必要に応じて、修正、追加、削除を行います。ユーザー マップの "to" 側は、有効な Windows ユーザー アカウントである必要があります。

    ms253172.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    移行された作業項目のデータを表示または変更する予定のあるユーザー アカウントは、Team Foundation Server の Team Foundation 有効ユーザー グループのメンバである必要もあります。

  3. Team Foundation 作業項目トラッキングで、ユーザー マップ ファイルに指定されているすべてのユーザーを追加します。ユーザーを追加する方法の詳細については、「ユーザーおよびグループの管理」を参照してください。

参照

処理手順

チュートリアル : ClearQuest 作業項目の Team Foundation への移行

参照

ユーザー マップ ファイル スキーマ

その他の技術情報

Team Foundation の作業項目の種類のカスタマイズ

ユーザーおよびグループの管理