Team Foundation Server Proxy の Web.Config ファイルの設定
更新 : 2007 年 11 月
Team Foundation Server Proxy には、プロキシ構成に必要な情報を管理する個別の XML 構成ファイルがあります。ここでは、このファイルに存在するノードと、これらのノードが Team Foundation Server Proxy の構成に与える影響について説明します。
Team Foundation Server の Proxy.Config のノード
%ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 2008 Team Foundation Server\Web Services\VersionControlProxy\proxy.config にある Team Foundation Server Proxy の構成ファイルには、次の XML ノードが存在します。
ノード |
説明 |
---|---|
<ProxyConfiguration> |
これは、プロキシ構成ファイルのルート要素です。次に例を示します。
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<Servers> |
このノードは、プロキシがファイルを供給するアプリケーション層に対応する <Server> ノードのコレクションを表します。各 <Server> ノードには、アプリケーション層の VersionControl 仮想ディレクトリの URI を表す <Uri> ノードが格納されています。次に例を示します。
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<CacheRoot> |
このノードには、ファイル キャッシュのルート ディレクトリが格納されています。このディレクトリには、プロキシが構成されているアプリケーション層ごとに 1 つのフォルダが格納されています。次に例を示します。
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<CacheLimitPolicy> |
このノードは、プロキシが古いファイルを削除するためのクリーンアップ ルーチンを実行する時点を表します。これを構成するには、<PercentageBasedPolicy> ノードを使って使用可能なディスク容量のうちの一定の割合がいっぱいになったときにクリーンアップ ルーチンを実行する方法か、<FixedSizeBasedPolicy> を使ってキャッシュの固定サイズ (MB 単位) を指定する方法のいずれかを使用します。指定されたサイズに達すると、クリーンアップ ルーチンが実行されます。次に例を示します。
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<StatisticsPersistTime> |
このノードは、統計情報をディスクに書き込む頻度 (時間単位) を表します。次に例を示します。 <StatisticsPersistTime>1</StatisticsPersistTime> |
<ReaderChunkSize> |
このノードは、リーダーのチャンク サイズを設定します。次に例を示します。 <ReaderChunkSize>1048576</ReaderChunkSize> |
<WriterChunkSize> |
このノードは、ライタのチャンク サイズを設定します。次に例を示します。 <WriterChunkSize>1048576</WriterChunkSize> |
プロキシ構成設定値の変更
プロキシ構成を変更するには、テキスト エディタまたは XML エディタで Proxy.config ファイルを開き、指定された値を手動で変更する必要があります。ファイルを保存後、アプリケーション プールを再利用して、変更を有効にしてください。詳細については、「方法 : Team Foundation Server Proxy のバージョン管理のキャッシュを有効にする」および「方法 : Team Foundation Server Proxy のキャッシュ設定を変更する」を参照してください。