方法 : Team Foundation Server のバージョン管理のキャッシュを無効にする

更新 : 2007 年 11 月

Team Foundation Server 管理者は、Team Foundation Server サーバーのバージョン管理ファイルのキャッシュを無効にできます。このタスクは、Team Foundation Server Proxy サーバーの Proxy.config ファイルを変更することで実行できます。Proxy.config ファイルは、プロキシのインストール ディレクトリにあります。

ms400703.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

プロキシの既定のインストール ディレクトリは、...\Program Files\Microsoft Visual Studio 2008 Team Foundation Server\Web Services\VersionControlProxy です。

必要なアクセス許可

この手順を実行するには、Team Foundation Server Proxy コンピュータの管理者セキュリティ グループのメンバである必要があります。

Team Foundation Server のバージョン管理ファイルのキャッシュを無効にするには

  1. Team Foundation Server Proxy サーバーで、Windows エクスプローラを開き、プロキシのインストール ディレクトリに移動します。

  2. Proxy.config をテキスト エディタで開きます。

  3. <Servers> ノードを見つけ、バージョン管理ファイルのキャッシュを無効にする対象の Team Foundation Server の URL が記述された <Server> セクションを削除します。

    たとえば、ApplicationTierServerName という名前のアプリケーション層サーバーのバージョン管理ファイルのキャッシュを無効にするには、次のセクションを削除します。

    <Server>
       <Uri>http://ApplicationTierServerName:8080/VersionControl</Uri>
    </Server>
    
  4. Proxy.config ファイルを保存して閉じます。

  5. IIS を再起動します。これを行うには、コマンド プロンプト ウィンドウを開き、「iisreset」と入力して、Enter キーを押します。

    最新の Proxy.config ファイルが取得されます。

    ms400703.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    管理資格情報を使ってログオンした場合であっても、Windows Server 2008 を実行中のサーバーに対してこの機能を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプトを開く必要があります。昇格した特権のコマンド プロンプトを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。

    Team Foundation Server からキャッシュされたファイルは、次回 Team Foundation Server Proxy によってキャッシュのクリーンアップ ルーチンが実行されるときに削除されます。

参照

処理手順

方法 : Team Foundation Server Proxy のバージョン管理のキャッシュを有効にする

方法 : パフォーマンス モニタを使用してキャッシュのパフォーマンスをチェックする

概念

Team Foundation Server Proxy に対するリモート接続の管理

Team Foundation Server Proxy の Web.Config ファイルの設定