Team Foundation の格納フォルダに関する問題のトラブルシューティング

更新 : 2007 年 11 月

次のセクションでは、Team Foundation ビルドの格納フォルダに関する一般的な問題のトラブルシューティングについて説明します。

ビルドの格納場所に関する問題

格納場所とは、ビルド処理中にビルド バイナリ、ビルド ログ ファイル、およびテスト結果ログ ファイルが発行される場所です。ビルド処理の実行に使用されるビルド サービス アカウントは、この格納場所に最も適したアクセス許可を持っている必要があります。テスト結果を発行する場合は、Web サービス (その中の 1 つを使用してテスト結果を発行します) が実行されている Team Foundation サービス アカウントも、格納場所に対して同じアクセス許可を持っている必要があります。

格納場所のアクセス許可に問題があると、次のいずれかのエラーが発生することがあります。

  • チーム エクスプローラからビルドを選択すると、"格納場所 \\build\drops へ接続できませんでした。この共有が有効であることを確認してください" というエラーが表示されます。

または

  1. ビルドは開始されますが、失敗します。

  2. "ビルドを初期化しています" の手順が失敗したと表示されます。

  3. ログ ファイルが作成されません。

  4. イベント ビューアに "パス \\build\drops\buildtype_123ABC へのアクセスが拒否されました。" というエラーが表示されます。

解決策

  • 格納場所 (たとえば \\build\drops\buildtype_123ABC) が有効な共有フォルダであることを確認します。

  • ビルド サービス アカウントに、格納場所の共有フォルダへのフル コントロールのアクセス許可が付与されていることを確認します。

  • 同時にテストも実行していて、Team Foundation サービスとビルド サービスのアカウントが異なる場合は、Team Foundation サービス アカウントにも、格納場所の共有フォルダへのフル コントロールのアクセス許可が付与されていることを確認します。

参照

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