方法 : ClickOnce 配置エラー用にカスタム ログ ファイルの場所を設定する

更新 : 2007 年 11 月

ClickOnce は、すべての配置に対してアクティべーション ログ ファイルを保持しています。これらのログには、ClickOnce 配置のインストールと初期化に関連するすべてのエラーが記録されます。ClickOnce は、既定で、配置がアクティブ化されるたびにログ ファイルを 1 つずつ作成します。これらのログ ファイルは、Temporary Internet Files フォルダに格納されます。アクティベーション エラーが発生すると配置のログ ファイルがユーザーに表示され、ユーザーは表示されたエラー ダイアログ ボックスで [詳細] をクリックします。

特定のクライアントに対してこの動作を変更するには、レジストリ エディタ (regedit.exe) を使用してカスタム ログ ファイルのパスを設定します。この場合、ClickOnce は、すべての配置のアクティベーションの成功と失敗を 1 つのログ ファイルに記録します。

ms404265.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

レジストリ エディタで不適切な操作を行うと、重大な問題が発生して、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。問題が発生する可能性のあることを十分に認識したうえで利用してください。

ms404265.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ログ ファイルは、大きくなりすぎないように、ときどき切り詰めるか削除する必要があります。

単一のクライアントに対してカスタム ログ ファイルの場所を設定する方法を、次の手順で説明します。

カスタム ログ ファイルの場所を設定するには

  1. Regedit.exe を起動します。

  2. HCKU\Software\Classes\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Deployment ノードまで移動します。

  3. LogFilePath 文字列キーを、使用するカスタム ログの場所の完全パスに設定します。

    この場所は、ユーザーが書き込みアクセス権を持つディレクトリ内であることが必要です。

参照

概念

ClickOnce 配置のトラブルシューティング