方法 : SQL トレース データをロード テスト実行から表示する
更新 : 2007 年 11 月
ロード テストの実行中に、後で分析するための SQL トレース データを収集できます。トレース データを収集すると、テストされている SQL Server データベースの中で、実行が最も遅いクエリおよびストアド プロシージャを識別できます。詳細については、「SQL トレースの概要」を参照してください。
トレースを有効にするには、作成したロード テストをロード テスト エディタで編集します。詳細については、「方法 : SQL トレース データを統合する」を参照してください。
SQL トレースを有効にすると、ロード テストの実行中に、トレース データが含まれるファイルが作成されます。このデータは、テストの実行の終了時にロード テストの結果ストアに自動的に保存され、トレース ファイルは削除されます。ロード テストの完了後、トレース データの分析は [SQL トレース] テーブルで行います。
SQL トレース データの表示
SQL トレース データを表示するには
ロード テスト アナライザのツール バーで [テーブル] をクリックし、テーブル グリッドが表示されるようにします。
[テーブル] ボックスの一覧の [SQL トレース] を選択します。
トレース データは、実行をグリッドに表示している間に収集されます。テーブルには、実行速度が遅い SQL 操作が、最も遅いものから継続時間の長い順に一覧表示されます。通常は、[継続時間] 列が最初に調べる必要のある列です。データはミリ秒単位で表示されます。
表示される列は次のとおりです。
イベント
継続時間
CPU
読み取り
書き込み
データ
開始時間
終了時間
メモ : これらの列で識別されるデータ以外にトレース SQL イベントが必要な場合は、Visual Studio Team System Test Edition とは別のツールを使用して (「SQL Server Profiler の使用」)、独自のカスタム SQL トレースをセットアップできます。