方法 : Team Foundation Server Workgroup Edition のユーザーを追加する
更新 : 2007 年 11 月
Team Foundation Server Workgroup Edition は、MSDN Premium Subscription のライセンスが供与された Team System クライアント製品と一緒に入手できます。Workgroup Edition の機能は、Team Foundation Server Standard Edition の機能と同じですが、ユーザー数が 5 人に制限されている点が異なります。
Team Foundation Server Workgroup Edition をインストールしたら、ユーザーがサーバーに接続できるように、Team Foundation の使用を許可されたユーザー セキュリティ グループにユーザーを追加する必要があります。このセキュリティ グループは、Workgroup Edition に固有のサーバーレベルのグループです。このグループは Workgroup Edition のインストール時に作成され、評価版や Standard Edition では作成されません。インストール時に使用したユーザー アカウントは、既定でこのグループに追加されます。このグループには、あと 4 人のユーザーを追加できます。
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、Team Foundation 管理者グループのメンバである必要があります。
このセキュリティ グループで制御されるのは、サーバーへの接続だけです。プロジェクトの作成やプロジェクト内での操作に関するアクセス許可は制御されません。サーバーの機能へのアクセス許可は、別のセキュリティ グループによって制御されます。
すべての Team Foundation Server エディションにおいて、各ユーザーは、プロジェクト レベルまたはサーバー レベルで Team Foundation Server グループのメンバであることが要求されます。レベルとグループは、ユーザーに対して許可する機能によって異なります。たとえば、ユーザーがチーム プロジェクトを作成できるようにするには、そのユーザーの [新しいプロジェクトの作成] アクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。さらに、そのユーザーが SQL Server Reporting Services のコンテンツ マネージャのロールに割り当てられている必要があり、Windows SharePoint Services の管理者のロールに割り当てられている必要もあります。ただし、ユーザーがコンピュータのローカル管理者グループのメンバである必要はありません。ユーザーとロールの詳細については、『Team Foundation Server 管理者ガイド』の「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
Team Foundation Server の使用を許可されたワークグループ ユーザーにユーザーを追加するには
Team Foundation 管理者としてログオンし、チーム エクスプローラを開いて、ユーザーを追加する Team Foundation Server に接続します。
[チーム] メニューの [Team Foundation Server の設定] をクリックし、[グループ メンバシップ] をクリックします。
メモ : [グローバル セキュリティ] グループ ダイアログ ボックスを使用して、このグループにユーザーを追加することはできません。
[グローバル グループ] ダイアログ ボックスで、[Team Foundation の使用を許可されたユーザー] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
[Team Foundation サーバー グループのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[Windows ユーザーまたはグループ] をクリックし、[追加] をクリックします。
[ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、追加するユーザー アカウントを入力し、[追加] をクリックします。
メモ : 追加できるのは個々のユーザー アカウントであり、グループ アカウントは追加できません。
[閉じる] をクリックします。