手動アクセサの使用
更新 : 2007 年 11 月
不明なコマンドを処理する場合は、次の 4 つの手順を行います。
パラメータを決定します。
コマンドを実行します。
出力列を決定します。
複数の行セットの戻りがあるかどうかを確認します。
これらを OLE DB コンシューマ テンプレートで行うには、CManualAccessor クラスを使用して次の手順に従います。
CManualAccessor をテンプレート パラメータとして CCommand オブジェクトを開きます。
CCommand<CManualAccessor, CRowset, CMultipleResults> rs;
IDBSchemaRowset インターフェイスのセッションを照会し、プロシージャ パラメータ行セットを使用します。IDBSchemaRowset インターフェイスが使用できない場合は、ICommandWithParameters インターフェイスを照会します。GetParameterInfo を呼び出して情報を取得します。どちらのインターフェイスも使用できない場合は、パラメータがないと見なすことができます。
各パラメータについて、AddParameterEntry を呼び出してパラメータを追加し、設定します。
行セットを開きますが、連結パラメータは false に設定します。
GetColumnInfo を呼び出して、出力列を取得します。AddBindEntry を使用して、出力列を連結に追加します。
GetNextResult を呼び出して、ほかにも行セットが使用可能かどうかを判断します。手順 2. ~ 5. を繰り返します。
手動アクセサの例については、DBVIEWER サンプルの CDBListView::CallProcedure を参照してください。