CMenu::CheckMenuItem
更新 : 2007 年 11 月
ポップアップ メニューのメニュー項目にチェック マークを付けたり、メニュー項目からチェック マークを削除したりします。
UINT CheckMenuItem(
UINT nIDCheckItem,
UINT nCheck
);
パラメータ
nIDCheckItem
nCheck で指定された方法でチェックされるメニュー項目を指定します。nCheck
メニュー項目のチェック方法と、メニュー内での項目の位置の決め方を指定します。パラメータ nCheck には、MF_CHECKED、MF_UNCHECKED のいずれかと MF_BYPOSITION、MF_BYCOMMAND のいずれかを組み合わせて指定します。これらのフラグは、ビットごとの OR 演算子を使って組み合わせることができます。これらは次のような意味を持ちます。MF_BYCOMMAND パラメータを既存のメニュー項目のコマンド ID で指定することを示します。これは、既定の設定です。
MF_BYPOSITION パラメータで既存のメニュー項目の位置を指定することを示します。最初の項目位置は 0 です。
MF_CHECKED MF_UNCHECKED とトグルで動作します。既定のチェック マークを項目の隣に付けます。
MF_UNCHECKED MF_CHECKED とトグルで動作します。項目の隣からチェック マークを削除します。
戻り値
項目の直前の状態を返します。MF_CHECKED または MF_UNCHECKED となります。メニュー項目が存在しない場合は 0xFFFFFFFF を返します。
解説
パラメータ nIDCheckItem には、変更される項目を指定します。
パラメータ nIDCheckItem には、メニュー項目だけでなく、ポップアップ メニュー項目も指定できます。ポップアップ メニュー項目のチェックには特別な手順は必要ではありません。トップレベル メニュー項目はチェックできません。ポップアップ メニュー項目は、関連付けられたメニュー項目 ID を持たないので、その位置を指定してチェックします。
使用例
「CMenu::GetMenuState」の例を参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxwin.h