IsNot 演算子
更新 : 2007 年 11 月
2 つのオブジェクト変数を比較します。
result = object1 IsNot object2
指定項目
result
必ず指定します。Boolean 値。object1
必ず指定します。任意の Object 変数または式です。object2
必ず指定します。任意の Object 変数または式です。
解説
IsNot演算子は、2 つのオブジェクト参照が別のオブジェクトを参照しているかどうかを判定します。ただし、値の比較は行われません。object1 と object2 の両方がまったく同じオブジェクト インスタンスを参照している場合、result は False になります。それ以外の場合は、result は True です。
IsNot は Is 演算子の逆の働きをします。IsNot の利点は、Not と Is を組み合わせて記述し、コードが読みづらくなるのを防げることです。
Is と IsNot 演算子を使用して、事前バインディング オブジェクトと遅延バインディング オブジェクトの両方をテストできます。
使用例
次のコード例では、Is 演算子と IsNot 演算子の両方を使用して、同じ比較を実行します。
Dim o1, o2 As New Object
If Not o1 Is o2 Then MsgBox("o1 and o2 do not refer to the same instance.")
If o1 IsNot o2 Then MsgBox("o1 and o2 do not refer to the same instance.")