AtlAxCreateControlEx
更新 : 2007 年 11 月
ActiveX コントロールを作成して初期化し、指定されたウィンドウでホストします。新しいコントロールのインターフェイス ポインタとイベント シンクも作成されます。
ATLAPI AtlAxCreateControlEx(
LPCOLESTR lpszName,
HWND hWnd,
IStream* pStream,
IUnknown** ppUnkContainer,
IUnknown** ppUnkControl,
REFIID iidSink = IID_NULL,
IUnknown* punkSink = NULL
);
パラメータ
lpszName
コントロールに渡される文字列へのポインタ。次のいずれかの書式にする必要があります。"MSCAL.Calendar.7" などの ProgID。
"{8E27C92B-1264-101C-8A2F-040224009C02}" などの CLSID。
"https://www.microsoft.com/japan" などの URL。
"file://\\Documents\MyDoc.doc" などのアクティブ ドキュメントへの参照。
"MSHTML:<HTML><BODY>This is a line of text</BODY></HTML>" などの HTML コード片。
メモ : HTML フラグメントを MSHTML ストリームとして指定するには、HTML フラグメントの前に "MSHTML:" を付ける必要があります。
hWnd
[入力] コントロールをアタッチするウィンドウを識別するハンドル。pStream
[入力] コントロールのプロパティを初期化するときに使用するストリームへのポインタ。NULL の場合もあります。ppUnkContainer
[出力] コンテナの IUnknown を受け取るポインタのアドレス。NULL の場合もあります。ppUnkControl
[出力] 作成されたコントロールの IUnknown を受け取るポインタのアドレス。NULL の場合もあります。iidSink
含まれているオブジェクトのアウトゴーイング インターフェイスのインターフェイス ID。punkSink
含まれているオブジェクトが作成された後に、そのオブジェクトの iidSink で識別されたコネクション ポイントに接続されるシンク オブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインタ。
戻り値
標準の HRESULT 値のいずれかを返します。
解説
AtlAxCreateControlEx は AtlAxCreateControl と似ていますが、AtlAxCreateControlEx では新規に作成されたコントロールへのインターフェイス ポインタを受け取ったり、コントロールで発生したイベントを受け取るイベント シンクを設定したりできます。
ライセンスされた ActiveX コントロールの作成方法については、「AtlAxCreateControlLicEx」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlhost.h