CComGITPtr クラス

更新 : 2007 年 11 月

このクラスには、インターフェイス ポインタおよびグローバル インターフェイス テーブル (GIT: Global Interface Table) を扱うメソッドが用意されています。

template <
   class T 
>
class CComGITPtr

パラメータ

  • T
    GIT に格納されるインターフェイス ポインタの型。

解説

別のオブジェクトから取得したインターフェイス ポインタを使用し、フリー スレッド マーシャラを集約するオブジェクトには、インターフェイスを正しくマーシャリングするために手順を追加する必要があります。通常、この手順には、インターフェイス ポインタを GIT に格納する処理と、ポインタの使用時に毎回 GIT からポインタを取得する処理が含まれます。CComGITPtr クラスは、GIT に格納されているインターフェイス ポインタの使用に役立ちます。

t62af25w.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

グローバル インターフェイス テーブル機能は、DCOM 1.1 以降を備えた Windows 95、または Windows 98、Windows NT 4.0 Service Pack 3 以降、Windows 2000 で使用できます。

必要条件

ヘッダー : atlbase.h

参照

概念

ATL とフリー スレッド マーシャラ

参照

Accessing Interfaces Across Apartments

When to Use the Global Interface Table

その他の技術情報

CComGITPtr のメンバ

ATL クラスの概要