CToolBarCtrl::CreateEx

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

コントロール (子ウィンドウ) を作成し、CToolBarCtrl オブジェクトに関連付けます。

virtual BOOL CreateEx(
   DWORD dwExStyle,
   DWORD dwStyle,
   const RECT& rect,
   CWnd* pParentWnd,
   UINT nID 
);

パラメータ

dwExStyle
作成されるコントロールの拡張スタイル。拡張ウィンドウスタイルの一覧については、Windows SDK の「CreateWindowEx」の dwExStyle パラメータの説明を参照してください。
dwStyle
ツールバーコントロールのスタイルを指定します。ツールバーは常に WS_CHILD スタイルを持ちます。さらに、Create の「解説」で説明しているように、ツールバースタイルと、ウィンドウスタイルを組み合わせて指定できます。
rect
作成するウィンドウのサイズと位置を表す RECT 構造体への参照。pParentWnd のクライアント座標で指定します。
pParentWnd
コントロールの親ウィンドウへのポインタ。
nID
コントロールの子ウィンドウの ID。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

拡張ウィンドウスタイル (WS_EX_ で始まる) を適用するには、Create 関数ではなく CreateEx 関数を使います。CreateEx は、dwExStyle で指定された拡張ウィンドウスタイルのコントロールを作成します。SetExtendedStyle を使用して、コントロールに拡張スタイルを設定します。たとえば、スタイル WS_EX_CONTEXTHELP を設定するには CreateEx を使用しますが、スタイル TBSTYLE_EX_DRAWDDARROWS を設定するには SetExtendedStyle を使用します。詳細については、Windows SDK の「Toolbar Extended Styles」を参照してください。