典型的な Gopher クライアント アプリケーションの作成手順
更新 : 2007 年 11 月
次の表に、典型的な Gopher クライアント アプリケーションでの手順を示します。
目的 |
操作 |
影響 |
|---|---|---|
Gopher セッションを開始する。 |
CInternetSession オブジェクトを作成します。 |
WinInet が初期化され、サーバーに接続されます。 |
Gopher サーバーに接続する。 |
CGopherConnection オブジェクトが返されます。 |
|
Gopher 内の最初のリソースを見つける。 |
CGopherFileFind::FindFile を使用します。 |
最初のファイルが検索されます。見つからないと、FALSE が返されます。 |
Gopher 内の次のリソースを見つける。 |
CGopherFileFind::FindNextFile を使用します。 |
次のファイルが検索されます。見つからないと、FALSE が返されます。 |
FindFile または FindNextFile で見つけたファイルを読み取りモードで開く。 |
CGopherFileFind::GetLocator で Gopher ロケータを取得します。CGopherConnection::OpenFile を使用します。 |
ロケータによって指定されたファイルが開きます。OpenFile は、CGopherFile オブジェクトを返します。 |
渡した Gopher ロケータでファイルを開く。 |
CGopherConnection::CreateLocator を使って、Gopher ロケータを作成します。CGopherConnection::OpenFile を使用します。 |
ロケータによって指定されたファイルが開きます。OpenFile は、CGopherFile オブジェクトを返します。 |
ファイルからデータを読み取る。 |
CGopherFile を使用します。 |
渡したバッファを使用して、指定したバイト数が読み取られます。 |
例外を処理する。 |
CInternetException クラスを使用します。 |
すべての一般的なインターネット例外が処理されます。 |
Gopher セッションを終了する。 |
CInternetSession オブジェクトを破棄します。 |
開いているファイルのハンドルと接続が自動的にクリアされます。 |