IsDBNull 関数
更新 : 2007 年 11 月
式が System.DBNull クラスとして評価できるかどうかを調べ、結果を Boolean 値で返します。
Public Function IsDBNull(ByVal Expression As Object) As Boolean
パラメータ
- Expression
必ず指定します。オブジェクト型 (Object) の式です。
解説
IsDBNull は、Expression のデータ型が DBNull であると評価された場合 True を返します。それ以外の場合は IsDBNull は False を返します。
System.DBNull 値は、Object が失われたデータ、または存在しないデータを表していることを示します。DBNull は、変数が初期化されていないことを示す Nothing とは異なります。また、DBNull は長さが 0 の文字列 ("") とも異なります。長さが 0 の文字列は、null 文字列として参照されることもあるためです。
使用例
この例では、IsDBNull 関数を使って、変数が DBNull に評価されるかどうかを調べます。
Dim testVar As Object
Dim nullCheck As Boolean
nullCheck = IsDBNull(testVar)
testVar = ""
nullCheck = IsDBNull(testVar)
testVar = System.DBNull.Value
nullCheck = IsDBNull(testVar)
' The first two calls to IsDBNull return False; the third returns True.
必要条件
名前空間 : Microsoft.VisualBasic
モジュール : Information
**アセンブリ :**Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)