AFX_SQL_ASYNC

更新 : 2007 年 11 月

このマクロの実装は、MFC 4.2 で変更されました。

AFX_SQL_ASYNC(prs, SQLFunc )

パラメータ

  • prs
    CRecordset オブジェクトまたは CDatabase オブジェクトへのポインタ。MFC 4.2 以降では、このパラメータは無視されます。

  • SQLFunc
    ODBC API 関数。ODBC API 関数の詳細については、Windows SDK を参照してください。

解説

AFX_SQL_ASYNC は単に AFX_ODBC_CALL マクロを呼び出し、パラメータ prs を無視します。MFC 4.2 以前のバージョンでは、AFX_SQL_ASYNCSQL_STILL_EXECUTING を返す ODBC API 関数の呼び出しに使用されました。ODBC API 関数が SQL_STILL_EXECUTING を返すと、AFX_SQL_ASYNC は prs->OnWaitForDataSource を呼び出しました。

tdyw9s85.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

MFC ODBC クラスは、同期操作だけを行うようになりました。非同期処理を行うには、ODBC API 関数の SQLSetConnectOption を呼び出します。詳細については、Windows SDK で、関数の非同期実行に関するトピックを参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxdb.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

AFX_ODBC_CALL

AFX_SQL_SYNC