プロバイダのテスト

更新 : 2007 年 11 月

プロバイダを実際にリリースする前に、以下のテストをこの順番どおりに行う必要があります。これらのテストにより、プロバイダがほとんどのユーザーに対して正常に機能するかどうかを確認できます。

  1. OLE DB コンシューマ テンプレートで作成したコンシューマ アプリケーションを使用して、プロバイダをテストします。テスト コンシューマは、プロバイダのすべての機能領域 (追加または変更したすべてのコード) をサポートする必要があります。

  2. ADO で作成したコンシューマ アプリケーションを使用してプロバイダをテストします。ほとんどの開発者 (特に、Microsoft Visual Basic と Microsoft C# の開発者) は、コンシューマ アプリケーションに ADO または ADO.NET を使用します。テスト コンシューマは、プロバイダのすべての機能領域をサポートする必要があります。ADO コンシューマ アプリケーションの例については、「Microsoft Visual Basic での ADO コードの例」を参照してください。

  3. ADO 準拠合致テストを含む OLE DB 準拠合致テストを実行し、プロバイダが OLE DB プロバイダに対するレベル 0 規格を満たしていることを確認します。レベル 0 の詳細については、Microsoft OLE DB Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=121548) の「OLE DB Level 0 Conformance Tests」を参照してください。これらのテストと関連ドキュメントは、Visual C++ の Data Access SDK に同梱されています。これらのテストは、ほかのサービス プロバイダと統合されたときに自分のプロバイダが正しく動作するかどうかを調べるのにも役立ちます。また、プロパティを変更または追加した場合に特に便利です。準拠合致テストの詳細については、Visual Studio CD に収録されている Data Access SDK のリリース ノートを参照してください。

参照

概念

OLE DB プロバイダ テンプレートの操作