CDynamicAccessor::CDynamicAccessor

更新 : 2007 年 11 月

CDynamicAccessor オブジェクトをインスタンス化し、初期化します。

CDynamicAccessor( 
   DBBLOBHANDLINGENUM eBlobHandling = DBBLOBHANDLING_DEFAULT, 
   DBLENGTH nBlobSize = 8000 
);

パラメータ

  • eBlobHandling
    バイナリ ラージ オブジェクト (BLOB: Binary Large Object) データの処理方法。既定値は、DBBLOBHANDLING_DEFAULT です。DBBLOBHANDLINGENUM 値については、「CDynamicAccessor::SetBlobHandling」を参照してください。

  • nBlobSize
    BLOB の最大サイズ (バイト数)。この値を超える列データは、BLOB として扱われます。既定値は 8,000 です。詳細については、「CDynamicAccessor::SetBlobSizeLimit」を参照してください。

解説

コンストラクタを使用して CDynamicAccessor オブジェクトを初期化する場合は、BLOB を連結する方法を指定できます。BLOB には、グラフィック、サウンド、コンパイルしたコードなどのバイナリ データが含まれます。既定の動作では、8,000 バイトを超える列を BLOB として処理し、それらを ISequentialStream オブジェクトに連結します。BLOB のサイズにはほかの値を指定することもできます。

BLOB データとなる列データを CDynamicAccessor で処理する方法も指定できます。CDynamicAccessor は、BLOB データを既定の方法で処理したり、BLOB データをスキップ (連結しない) したり、BLOB データをプロバイダが割り当てたメモリで連結したりできます。

必要条件

ヘッダー : atldbcli.h

参照

参照

CDynamicAccessor クラス

その他の技術情報

CDynamicAccessor のメンバ