IRowsetChangeImpl クラス

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

OLE DB 仕様における IRowsetChange インターフェイスの OLE DB テンプレート実装です。

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   class T, 
   class Storage, 
   class BaseInterface = IRowsetChange, 
   class RowClass = CSimpleRow, 
   class MapClass = CAtlMap < RowClass::KeyType, RowClass* > 
>
class ATL_NO_VTABLE IRowsetChangeImpl : public BaseInterface

パラメータ

  • T
    IRowsetChangeImpl の派生クラス。

  • Storage
    ユーザー レコード。

  • BaseInterface
    IRowsetChange などのインターフェイスの基本クラス。

  • RowClass
    行ハンドルのストレージ ユニット。

  • MapClass
    プロバイダが保持するすべての行ハンドルに対するストレージ ユニット。

解説

IRowsetChange インターフェイスは、データ ストアへの即時書き込み操作を行います。"即時" とは、エンド ユーザー (コンシューマの使用者) がデータを変更したときに、それらの変更内容がデータ ストアにすぐに送信されることを意味します。この場合、変更内容を元に戻すことはできません。

IRowsetChangeImpl クラスは、OLE DB IRowsetChange インターフェイスを実装します。このインターフェイスにより、既存行にある列値の更新、行の削除、および新規行の挿入を行うことができます。

OLE DB テンプレート実装では、すべての基本メソッド (SetData、InsertRow、および DeleteRows) がサポートされます。

ze7695aw.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif重要 :

プロバイダを実装する前に、以下のドキュメントを読むことをお勧めします。

  • 更新可能なプロバイダの作成

  • 『OLE DB Programmer's Reference』の第 6 章を参照してください。

  • UpdatePV サンプルで RUpdateRowset クラスがどのように使用されているかについても参照してください。

必要条件

ヘッダー : atldb.h

参照

概念

OLE DB プロバイダ テンプレート (C++)

OLE DB プロバイダ テンプレートのアーキテクチャ

その他の技術情報

IRowsetUpdateImpl のメンバ