CStrBufT クラス
このクラスには、既存の CStringT オブジェクトでの GetBuffer 呼び出しおよび ReleaseBuffer 呼び出しのために、自動リソース クリーンアップ機能が用意されています。
template<
typename TCharType
>
class CStrBufT
パラメーター
TCharType
CStrBufT クラスの文字型。 次のいずれかの値を指定します。char (ANSI 文字列の場合)
wchar_t (Unicode 文字列の場合)
TCHAR (ANSI 文字列と Unicode 文字列の両方の場合)
解説
このクラスは、GetBuffer および ReleaseBuffer 呼び出しを置換したり、GetBufferSetLength および ReleaseBuffer 呼び出しを置換したりするラッパー クラスとして使用されます。
CStrBufT は、本来ヘルパー クラスとして設計されています。このクラスを使用すると、ReleaseBuffer をいつ、どのように呼び出すかにかかわらず、開発者は文字列オブジェクトの文字バッファーを使用できます。 これは、例外が発生したり、複数のコード パスが存在したりして、スコープの外に出てしまったときに、ラッパー オブジェクトのデストラクターが、文字列リソースを解放するためです。
必要条件
**ヘッダー:**atlsimpstr.h