/J (既定の char 型の unsigned への変更)
既定の char 型を signed char から unsigned char に変更します。char 型から int 型に上位変換すると、char 型はゼロ拡張されます。
/J
解説
ただし、char 型の値を明示的に signed 宣言すると、/J オプションは適用されません。char 型から int 型に上位変換すると、値が符号拡張されます。
/J オプションでは、識別子 _CHAR_UNSIGNED が定義されます。この識別子は、LIMITS.h ファイルの #ifndef で使用し、既定の char 型の範囲を定義します。
ANSI C と C++ では、char 型の特別な実装は必要ありません。 /J オプションが必要になるのは、最終的に英語以外の言語に翻訳する文字データを扱う場合です。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
ソリューション エクスプローラーで、プロジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスで、[構成プロパティ] の下の左ペインの [C/C++] を展開し、[コマンド ライン] をクリックします。
[追加のオプション] ペインで、/J コンパイラ オプションを指定します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- 「DefaultCharIsUnsigned」を参照してください。