*= 演算子 (Visual Basic)
変数またはプロパティの値を式で指定された値で乗算し、その結果を変数またはプロパティに代入します。
variableorproperty *= expression
指定項目
variableorproperty
必ず指定します。 任意の数値変数またはプロパティです。expression
必ず指定します。 任意の数式を指定します。
解説
*= 演算子の左側には、スカラー変数、プロパティ、配列の要素なども指定できます。 変数またはプロパティは ReadOnly (Visual Basic) にすることはできません。 *= 演算子は、右側にある値を、左側にある変数またはプロパティに代入します。
オーバーロード
* 演算子 (Visual Basic) は オーバーロード できます。つまり、オペランドがそのクラスまたは構造体の型であれば、クラスまたは構造体がこの動作を再定義できます。 * 演算子をオーバーロードすると、*= 演算子の動作に影響します。 * をオーバーロードしているクラスまたは構造体で *= を使用している場合、再定義された動作を確認してください。 詳細については、「演算子プロシージャ (Visual Basic)」を参照してください。
使用例
次の例では、*= 演算子を使って、最初の整数型 (Integer) の変数を 2 番目の整数型 (Integer) の変数で乗算し、結果を最初の変数に代入します。
Dim var1 As Integer = 10
Dim var2 As Integer = 3
var1 *= var2
' The value of var1 is now 30.