ボックス
[検索] ボックスを使用すると、テキストを検索および置換し、コマンドを実行できます。 個々の Visual Studio コマンドを実行するには、先頭に不等号 (>) を付けます。
Find/Command ボックスでは、最近入力した 20 個のアイテムが記憶され、ドロップダウン リストに表示されます。 方向キーを使用すると、一覧を参照できます。 [検索] ボックスは、大部分の Visual Studio プログラミング言語で [標準] ツール バーにあります。
[検索] ボックス
[検索] ボックスに移動するには、このボックスをマウスでクリックするか、Ctrl キーを押しながらスラッシュ (/) キーを押します。
検索と置換
既定では、[検索] ボックスに文字列を入力して Enter キーを押すと、現在のドキュメントまたはウィンドウ内で文字列を検索します。このとき、[検索と置換] ウィンドウで指定された検索オプションまたは置換オプションが使用されます。 詳細については、「検索と置換」を参照してください。
次の表は、[検索] ボックスで使用できるショートカット キーを示しています。
目的 |
コマンド ボックスでの操作 |
---|---|
文字列を検索する。 |
文字列を入力して Enter キーを押します。 |
文字列の次の出現箇所を検索する。 |
Enter キーを押します。 |
ヘルプのキーワードを検索する。 |
文字列を入力して F1 キーを押します。 |
特定のコード行に移動する。 |
行番号を入力し、Ctrl キーを押しながら G キーを押します。 |
オブジェクトを検索する。 |
文字列を入力して F2 キーを押します。 |
[検索] ボックスから検索するときは、[検索結果 1] ウィンドウの下のステータス バーに現在の検索の設定が表示されます。 たとえば、前回 [クイック検索] ([検索と置換] ウィンドウ) を使用して検索したときに [大文字と小文字を区別する] チェック ボックスをオンにしていた場合は、[Find Results 1] ウィンドウに次の内容が表示されます。
Find "mybutton", Match case, Current document
コマンドの入力
[検索] ボックスを使用して、文字列の検索ではなく、Visual Studio の単一のコマンドまたはエイリアスを実行するには、先頭に不等号 (>) を付けて Visual Studio コマンドを入力します。 次に例を示します。
>File.NewFile c:\temp\MyFile /t:"General\Text File"
または、コマンド ウィンドウを使って、単一または複数のコマンドを入力して実行することもできます。 コマンドまたはエイリアスには、単独で入力して実行できるものと、構文に引数の指定が必要なものがあります。 コマンドの一覧については、「Visual Studio のコマンドおよびスイッチ」を参照してください。 引数を持つコマンドの一覧については、「引数を使用する Visual Studio コマンド」を参照してください。
エスケープ文字
コマンド ラインにカレット (^) 文字があると、その直後の文字は制御文字としてではなくリテラル文字として解釈されます。 したがって、引用符 (")、スペース、先頭のスラッシュ、カレット、その他の任意のリテラル文字をパラメーターまたはスイッチの値に直接埋め込むことができます。ただし、スイッチ名には埋め込むことができません。 次に例を示します。
>Edit.Find ^^t /regex
カレットは、引用符の前後のどちらに置かれた場合でも同じ働きをします。 行の最後の文字がカレットの場合は無視されます。