[パラメーター ヒント] 機能を使用すると、[パラメーター] ボックスが開いて、関数または属性で必要とされるパラメーターの数、名前、およびデータ型について確認できます。
解説
太字のパラメーターは、入力した関数で次に必要なパラメーターを表しています。
オーバーロードされた関数の場合、↑キーと↓キーを使用して、オーバーロードごとに異なるパラメーター情報を表示できます。
関数やパラメーターに XML ドキュメント コメントによる注釈を付けると、そのコメントがパラメーター ヒントとして表示されます。 詳細については、「XML コード コメントの追加」を参照してください。
[パラメーター] ボックスには、入れ子になっている関数についてもパラメーターの情報が表示されます。 ほかの関数のパラメーターとして関数を入力する場合、[パラメーター] ボックスには内部関数のパラメーターが表示されます。 内部関数の [パラメーター] ボックスが完了すると、[パラメーター] ボックスには再び外部関数のパラメーターが表示されます。
C++ では、テンプレート用のパラメーター情報を表示できます。 C# では、ジェネリック型パラメーターに関する情報を表示できます。
注意
IDE に表示される機能は、有効にされている設定やエディションに依存し、ヘルプに記載されている内容とは異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
関数の [パラメーター ヒント] を表示するには
関数名の後に左かっこを入力します。通常 [パラメーター] ボックスを開く場合と同様です。
IntelliSense は関数の宣言全体をポップアップ ウィンドウとしてカーソル位置のすぐ下に表示します。 一覧の最初のパラメーターは太字で表示されます。
関数のパラメーターを入力していくと、次に入力する必要のあるパラメーターに応じて太字が変わります。
Esc キーを押して一覧を閉じるか、関数が完了するまで入力を続けます。
[パラメーター] ボックスは、右かっこを入力して閉じることもできます。
既定で [パラメーター ヒント] をオフにするには、該当言語の [全般] プロパティ ページの [パラメーター ヒント] の選択を解除します。 詳細については、「IntelliSense オプションの変更」を参照してください。
[パラメーター ヒント] は、次のように手動で呼び出すこともできます。
[編集] メニューの [IntelliSense] をクリックし、[パラメーター ヒント] をクリックします。
Ctrl キーと Shift キーを押しながら Space キーを押します。
[テキスト エディター] ツール バーの [パラメーター ヒント] ボタンをクリックします。
[C++]
テンプレートの [パラメーター ヒント] を表示するには
テンプレート クラスに続けて "<" を入力します。 クラス宣言が最初のパラメーター (太字で表示) と一緒にポップアップ表示されます。
パラメーターを入力していくと、関数のトピックで説明したように、次に入力するパラメーターが太字に変わります。
属性のテンプレートの [パラメーター ヒント] を表示するには
属性ブロックでは、属性に続けて左かっこを入力します。 使用できる属性パラメーター リストがポップアップ表示されます。
関数およびテンプレートの [パラメーター ヒント] とは異なり、次に入力する必要のあるパラメーターは太字で表示されません。属性では、パラメーターの順序が重要ではないためです。
値を取るパラメーター (モジュール属性型パラメーターなど) に続けて "=" を入力すると、選択できる値のリストがポップアップ表示されます。