オブジェクトとしての配列 (C# プログラミング ガイド)
C# の配列はオブジェクトそのものであり、C や C++ の場合のように、単なるアドレス指定可能な連続メモリ領域ではありません。 Array は、すべての配列型の抽象基本型です。 Array のプロパティとその他のクラス メンバーを使用できます。 この例としては、Length プロパティを使用して配列の長さを取得する場合などがあります。 numbers 配列の長さ 5 を lengthOfNumbers という変数に代入するコードは、次のようになります。
int[] numbers = { 1, 2, 3, 4, 5 };
int lengthOfNumbers = numbers.Length;
Array クラスには、配列の並べ替え、検索、コピーを行うための、多くの便利なメソッドやプロパティが他にも用意されています。
使用例
次の例では、Rank プロパティを使用して、配列の次元数を表示します。
class TestArraysClass
{
static void Main()
{
// Declare and initialize an array:
int[,] theArray = new int[5, 10];
System.Console.WriteLine("The array has {0} dimensions.", theArray.Rank);
}
}
// Output: The array has 2 dimensions.