UpgradeCode プロパティ
文字列 GUID によって表されるアプリケーションの複数のバージョンを表す共有識別子を指定します。 このプロパティは、インストール時にアプリケーションのインストール済みバージョンが存在するかどうかを調べる場合に Wndows インストーラーで使用します。
ヒント
UpgradeCode は初期バージョンに限り設定します。以降のアプリケーションのバージョンごとに変更したり、別言語のバージョンで変更したりしないでください。 このプロパティを変更すると、DetectNewerInstalledVersion プロパティと RemovePreviousVersions プロパティが正しく機能しなくなります。
注意
プロダクト コードとパッケージ コードは異なるプロパティです。 プロダクト コードの設定については、「ProductCode プロパティ」を参照してください。 Visual Studio では、パッケージ コードの設定はサポートされません。ただし、Orca.exe (Windows インストーラー パッケージやマージ モジュールを作成したり編集したりするための表形式のエディター) のサマリー情報画面を使用して、パッケージ コードにアクセスし、変更することはできます。 MSDN Web サイトの「Orca.exe」を参照してください。
解説
このプロパティは、[アップグレード コード] ダイアログ ボックスで設定されます。 UpgradeCode プロパティに含まれる文字は大文字である必要があります。