方法 : アクセス許可が制限された ClickOnce アプリケーションをデバッグする
多くの場合、開発者は完全信頼のアクセス許可を与えられたコンピューターで開発を実行しているため、ClickOnce アプリケーションのデバッグ時に、エンド ユーザーに対して表示されるのと同じセキュリティ例外を表示できません。
これらの例外をキャッチするには、エンド ユーザーと同じアクセス許可を使用してアプリケーションをデバッグする必要があります。 制限されたアクセス許可を使用したデバッグは、プロジェクト デザイナーの [セキュリティ] ページで有効にできます。
また、Web サービスを呼び出すアプリケーションの開発時には、多くの場合、それらの Web サービスが開発コンピューター上にあります。 配置後は、エンド ユーザーがそれらの Web サービスに別の URL からアクセスすることになります。 エンド ユーザーが体験する動作をデバッグ時にエミュレートするには、URL を指定します。これにより、デバッガーは Web サービスがその URL から呼び出された場合と同様の処理を実行します。
制限されたアクセス許可でのデバッグを有効にするには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトが選択されている状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
プロジェクト デザイナーの [セキュリティ] タブをクリックします。
[ClickOnce セキュリティ設定を有効にする] チェック ボックスをオンにし、[これは部分的に信頼するアプリケーションです] をクリックします。
[詳細] をクリックします。
[このアプリケーションを選択されたアクセス許可のセットでデバッグする] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
アプリケーションのデバッグ時に、アクセス許可セットに含まれないアクセス許可にアクセスしようとすると、セキュリティ例外が発生します。
デバッグのために URL を指定するには
ソリューション エクスプローラーでプロジェクトが選択されている状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。
プロジェクト デザイナーの [セキュリティ] タブをクリックします。
[ClickOnce セキュリティ設定を有効にする] チェック ボックスをオンにし、[これは部分的に信頼するアプリケーションです] をクリックします。
[詳細] をクリックします。
[このアプリケーションを選択されたアクセス許可のセットでデバッグする] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
[このアプリケーションが次の URL からダウンロードされたと仮定してデバッグする] ボックスに URL かネットワーク パスを入力します。
参照
処理手順
方法 : ClickOnce アプリケーションのカスタム アクセス許可を設定する