方法: オブジェクトのデータに接続する
データ ソース構成ウィザードを実行し、データ ソースの型として [オブジェクト] を選択することにより、アプリケーションをオブジェクトのデータに接続します。
ウィザードが完了すると、選択したオブジェクトに基づくデータ ソースがプロジェクトに追加され、[データ ソース] ウィンドウですぐに利用できるようになります。 [データ ソース] ウィンドウからプロジェクトのデザイン サーフェイスに項目をドラッグして、オブジェクトの選択したプロパティにデータ バインドされるコントロールを作成できます。 詳細については、「Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド」を参照してください。
オブジェクトをデータ ソースとして使用する方法の詳細については、「データ ソースの概要」を参照してください。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
オブジェクト データ ソースの作成
オブジェクトから新しいデータ ソースを作成するには
[データ] メニューの [新しいデータ ソースの追加] をクリックします。
[データソースの種類を選択] ページで、[オブジェクト] をクリックします。
[データ オブジェクトの選択] ページで、ツリー ビューのノードを展開して、バインド先のオブジェクトを見つけます。 ツリー ビューには、プロジェクトのノードと、プロジェクトによって参照されるアセンブリおよび他のプロジェクトのノードが含まれます。
ツリー ビューに表示されないアセンブリまたはプロジェクトのオブジェクトにバインドする場合は、[参照の追加] をクリックし、[参照の追加] ダイアログ ボックスを使用してアセンブリまたはプロジェクトへの参照を追加します。 参照を追加すると、アセンブリまたはプロジェクトがツリー ビューに追加されます。
注意
ツリー ビューにオブジェクトを表示するために、そのオブジェクトを含むプロジェクトをビルドする必要がある場合があります。
ツリー ビューで、バインド先のオブジェクトのチェック ボックスをオンにします。
[完了] をクリックします。
[データ ソース] ウィンドウにデータ ソースが追加されます。
オブジェクトにバインドされるコントロールの作成
アプリケーションに機能を追加するには
[データ] メニューの [データ ソースの表示] を選択して [データ ソース] ウィンドウを表示します。
[データ ソース] ウィンドウで項目を選択し、デザイン サーフェイスにドラッグして、オブジェクトのプロパティにバインドされるコントロールを作成します。 必要に応じて、この手順を他の項目にも繰り返します。
詳細については、「Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド」を参照してください。
注意
ドラッグ アンド ドロップによるデータ バインディングをサポートするには、ITypedList インターフェイスまたは IListSource インターフェイスを実装するオブジェクトに、既定のコンストラクター (パラメーターなしのコンストラクター) が存在する必要があります。 それ以外の場合、Visual Studio ではデータ ソース オブジェクトをインスタンス化できず、項目をデザイン サーフェイスにドラッグしたときにエラーが表示されます。
参照
処理手順
チュートリアル: オブジェクトのデータへの接続 (Windows フォーム)
概念
Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド