CDaoWorkspace::CDaoWorkspace
CDaoWorkspace オブジェクトを構築します。
CDaoWorkspace( );
解説
C++ のオブジェクトを構築後、2 つの方法が選択できます。
既定のワークスペース、または Workspaces コレクションの既存のオブジェクトを開くために、オブジェクトの Open メンバー関数を呼び出します。
または、新しい DAO ワークスペース オブジェクトを作成するために、オブジェクトの Create メンバー関数を呼び出します。 この呼び出しにより、明示的に新しいワークスペース セッションが開始されます。このセッションは、CDaoWorkspace オブジェクトを使用して参照できます。 Create の呼び出し後、データベース エンジンの Workspaces コレクションにワークスペースを追加するには、Append を呼び出します。
明示的に CDaoWorkspace オブジェクトを作成する場合については、「CDaoWorkspace クラス」のクラス概要を参照してください。 通常、ワークスペースを指定せずに CDaoDatabase クラス オブジェクトを開く場合、またはデータベース オブジェクトを指定せずに CDaoRecordset クラス オブジェクトを開く場合に、暗黙的に作成されたワークスペースを使用します。 この方法で作成された MFC DAO オブジェクトは、DAO の既定のワークスペースを使用します。これは、一度作成されると再利用されます。
ワークスペースとワークスペース内にあるオブジェクトを解放するには、ワークスペース オブジェクトの Close メンバー関数を呼び出します。
必要条件
**ヘッダー:**afxdao.h