方法 : グローバリゼーション用に Windows フォームで右から左の方向でテキストを表示する
Arabic など、いくつかの言語では、右から左の方向で文字が記述されます。 TextBox などのコントロールに表示するテキストの方向を制御するには、RightToLeft プロパティを使用します。 ただし、フォーム内のコントロール自体をミラー化する場合は、さらに別の操作が必要です。RightToLeftLayout プロパティを設定する必要があります。このプロパティは、コンテナー内のコントロールの表示形式を制御します。
TextBox コントロールの TextAlign 値などのプロパティ値を変更する必要はありません。このプロパティの値は変更されることなく整列方法が逆転されます。
右から左の方向でテキストを表示するには
フォームの RightToLeft プロパティを Yes に設定します。
コントロールの RightToLeftLayout プロパティを true に設定します。
TextBox コントロールをフォームに配置します。プログラムを使う方法と、Visual Studio などの開発環境を使う方法のどちらかで実行します。 RightToLeft プロパティの既定値は Inherit なので、フォームの設定がコントロールに継承され、表示は右から左の方向になります。 (フォーム上の別のコントロールの設定をオーバーライドするには、そのコントロールの RightToLeft プロパティを No に設定します。)
アプリケーションをコンパイルして実行します。 フォームのコントロールとタイトルがミラー化され、右から左の方向に表示されることを確認してください。 TextBox 内にテキストを入力します。 入力したテキストが右から左の方向に表示されることを確認してください。