C/C++ ビルドのリファレンス

Visual C++ で C/C++ プログラムをビルドするには、2 つの方法があります。 簡単で最も一般的な方法は、Visual C++ 開発環境内でのビルドです。 もう 1 つの方法は、コマンド ライン ツールを使用したコマンド プロンプトからのビルドです。 いずれの場合も、Visual C++ のソース エディターまたはサードパーティ製のエディターを使用して、ソース ファイルを作成できます。

プログラムで .vcxproj ファイルの代わりにメイクファイルを使用する場合でも、メイクファイルを外部プロジェクトとして開発環境でビルドできます。

このセクションの内容

  • C/C++ プログラムのコンパイル
    マシン語コード、リンカー ディレクティブ、セクション、外部参照、および関数名やデータ名を含むオブジェクト ファイルを作成するコンパイラについて説明します。

  • リンク
    コンパイラで作成されたオブジェクト ファイルのコードと静的にリンクされたライブラリのコードを結合して名前の参照を解決し、実行可能ファイルを作成するリンカーについて説明します。

  • リリース ビルド
    デバッグ ビルドからリリース ビルドに変更する理由と時期について説明します。また、デバッグ ビルドからリリース ビルドへの変更時に発生する可能性のある問題についても説明します。

  • コードの最適化
    コードの最適化のための機構について説明するトピックへのリンクがあります。

  • C と C++ のビルド ツール
    ビルド出力の表示や操作に使用するコマンド ライン ツールについて説明します。

  • C/C++ ビルド エラー
    目次内のビルド エラーの項目を紹介します。

関連項目

  • C/C++ Preprocessor Reference
    マクロ、演算子、およびディレクティブを翻訳してコンパイラで使用するためのソース ファイルを準備するプリプロセッサについて説明します。

  • カスタム ビルド ステップとビルド イベントについて
    ビルド処理のカスタマイズについて説明します。

  • C/C++ プログラムのビルド
    コマンド ラインまたは Visual Studio 統合開発環境からプログラムをビルドする方法について説明するトピックへのリンクを示します。

  • コンパイラ オプションの設定
    開発環境またはコマンド ラインでのコンパイラ オプションの設定について説明します。

  • コンパイラ オプション
    コンパイラ オプションの使用に関するトピックへのリンクがあります。

  • リンカー オプションの設定
    統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) の内部または外部でのリンカー オプションの設定について説明します。

  • リンカー オプション
    リンカー オプションの使用に関するトピックへのリンクがあります。

  • BSCMAKE リファレンス
    コンパイル時に作成された .sbr ファイルからブラウザー情報ファイル (.bsc) をビルドする BSCMAKE.EXE (Microsoft Browse Information Maintenance Utility) について説明します。

  • LIB のリファレンス
    COFF (Common Object File Format) オブジェクト ファイルのライブラリを作成および管理する LIB.exe (Microsoft Library Manager) について説明します。

  • EDITBIN リファレンス
    COFF (Common Object File Format) 形式のバイナリ ファイルの内容を変更する EDITBIN.EXE (Microsoft COFF Binary File Editor) について説明します。

  • DUMPBIN リファレンス
    COFF (Common Object File Format) 形式のバイナリ ファイルに関する情報を出力する DUMPBIN.EXE (Microsoft COFF Binary File Dumper) について説明します。

  • NMAKE リファレンス
    記述ファイル内のコマンドに基づいてプロジェクトをビルドするツールである NMAKE.EXE (Microsoft Program Maintenance Utility) について説明します。