コンポーネント デザイナー
クラスへのサブコンポーネントの追加と構成、およびサブコンポーネントのイベントのコード作成を行います。 このデザイナーでは、次の操作を行うことができます。
ツールボックスまたはサーバー エクスプローラーから、コンポーネントやアイテムを追加できます。
複数のサブコンポーネントを 1 つのクラスにグループ化できます。
デザイナーをダブルクリックしてクラスの一般宣言セクションにコードを記述したり、デザイナーにある要素をダブルクリックして要素のコードを記述したりできます。
デザイナーを表示するには、[プロジェクト] メニューの [コンポーネントの追加] をクリックします。 [新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。 既定では、[コンポーネント クラス] アイテムが選択されています。 [開く] をクリックして、新しいコンポーネントをプロジェクトに追加すると共に、コンポーネント デザイナーを開きます。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスの [Windows サービス] または [インストーラー クラス] を選択する、[既存項目の追加] ダイアログ ボックスで既存のコンポーネントを選択する、または、Windows サービス プロジェクトを開くなどの方法でも、デザイナーを表示できます。
コンポーネント デザイナーは非ビジュアルなクラスに対するデザイン サーフェイスとして機能し、ビジュアルな要素に対するものとほとんど同じモデルを使用できます。 たとえば、フォームのデザイナーにボタン (ビジュアルな要素) を追加すると、その要素を表すアイコンが表示され、アイコンをクリックしてボタンのプロパティにアクセスしたり、アイコンをダブルクリックしてコード エディターを開いたりできます。 コンポーネント デザイナーでは、非ビジュアルなコンポーネントに対しても同様の操作ができます。 たとえば、コンポーネント デザイナーに Timer コンポーネントをドロップし、[タイマー] アイコンをクリックすると、このコンポーネントのプロパティを**[プロパティ]** ウィンドウやコード エディターから操作できます。
コンポーネント デザイナーは、Web フォーム デザイナーや Windows フォーム デザイナーなどのデザイナーの下部に、トレイとしても表示されます。 Web フォーム デザイナーや Windows フォーム デザイナーに非ビジュアルなアイテムを追加すると、デザイナーの下部のトレイにアイコンが表示されます。 トレイは非ビジュアルなアイテムの集積場所として機能し、ページまたはフォームにおけるコントロールの配置に影響を与えずに非ビジュアルなアイテムを使用できます。
参照
処理手順
チュートリアル : Visual Basic によるコンポーネントの作成
チュートリアル : Visual C# によるコンポーネントの作成