Layout XML 要素のリファレンス

更新 : 2011 年 1 月

Layout 要素を使用すると、作業項目フォーム上で要素をどのように表示するかを定義できます。 Windows の Visual Studio クライアントや Team System Web Access の Web クライアントなど、異なるクライアントをサポートするように複数のレイアウトを定義できます。

Layout 要素は、FORM 要素の必須の子要素です。 Layout 要素の使用方法の詳細については、「作業項目フォームのレイアウトのデザイン」を参照してください。

スキーマの階層

WITD

   WORKITEMTYPE

       FORM

           Layout

<xs:element name="Layout" type="LayoutType" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded"/>

<Layout Target="ClientName" MinimumSize="(width,height)" Padding="(left, top, right, bottom)" 
Margin="(left, top, right, bottom)" ControlSpacing="distance" LabelSpacing="distance">
    <Group> . . . </Group>
    <Control> . . . </Control>
    <TabGroup> . . . </TabGroup>
    <Splitter> . . . </Splitter>
</Layout >

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

説明

Target

省略可能な LayoutType 属性です。

このレイアウトが適用されるクライアントの名前を指定します。 型は xs:string です。 次のいずれかの文字列を指定します。

  • WinForms: フォームが チーム エクスプローラー および Team Explorer Everywhere に適用されます。

  • Web: フォームが Team System Web Access に適用されます。

MinimumSize

省略可能な LayoutType 属性です。

フォームの最小サイズをピクセル単位で指定します。 構文は、(width, height) の形式で指定します。 属性型は SizeType です。

パターン値: ^\(\d+\,\d+\)$

パターン値の例: (100,100)

Padding

省略可能な LayoutType 属性です。

フォームの境界線の内側の空白の大きさをピクセル単位で指定します。 属性型は SizeType です。

パターン値: ^\(\d+\,\d+\,\d+\,\d+\)$

パターン値の例: (2,0,2,0)

Margin

省略可能な LayoutType 属性です。

フォームの境界線の外側の空白の大きさをピクセル単位で指定します。 属性型は SizeType です。

パターン値: ^\(\d+\,\d+\,\d+\,\d+\)$

パターン値の例: (2,0,2,0)

ControlSpacing

省略可能な LayoutType 属性です。

フォームに定義されているコントロールの垂直オフセットを指定します。 型は xs:integer です。

LabelSpacing

省略可能な LayoutType 属性です。

コントロールのラベルと編集領域との間隔 (ピクセル数) を指定します。 型は xs:integer です。

子要素

要素

説明

Group

省略可能。 フォーム上にまとめて表示される要素のグループを定義します。

Control

省略可能。 作業項目フォームに表示する作業項目フィールド、テキスト、ハイパーリンク、その他のコントロール要素を定義します。

TabGroup

省略可能。 1 つ以上の Tab 要素を含みます。

Splitter

省略可能。 フォーム上の分割線とその方向を兄弟フォーム要素の間に定義します。

親要素

要素

説明

FORM

必須。 作業項目の種類フォームでの要素の表示方法を定義する Layout 要素を含みます。

解説

Layout 要素は、FORM に必須の子要素です。 Layout 要素は選択項目を指定します。Group、Control、TabGroup、または Splitter のうち、少なくとも 1 つの子要素を定義する必要があります。 複数の子要素を定義できます。

minOccurs="1"

maxOccurs="unbounded"

使用例

<FORM>
   <Layout>
      <Group>
          <Column PercentWidth="36">
            <Group>
            <Control FieldName="System.Title" Type="FieldControl" Label="Title" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="System.AreaPath" Type="WorkItemClassificationControl" Label="Area" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="Microsoft.VSTS.Common.ProductUnit" Type="FieldControl" Label="Product Unit" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="Microsoft.DevDiv.BusinessUnit" Type="FieldControl" Label="Business Unit" LabelPosition="Left" />
            </Group>
          </Column>
          <Column PercentWidth="33">
            <Group>
            <Control FieldName="Microsoft.DevDiv.SubTitle" Type="FieldControl" Label="Sub Title" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="System.IterationPath" Type="WorkItemClassificationControl" Label="Iteration" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="Microsoft.DevDiv.Other" Type="FieldControl" Label="Other" LabelPosition="Left" />
            </Group>
          </Column>
          <Column PercentWidth="31">
            <Group>
            <Control FieldName="Microsoft.DevDiv.Type" Type="FieldControl" Label="Type" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="System.AssignedTo" Type="FieldControl" Label="Assigned To" LabelPosition="Left" />
            <Control FieldName="System.State" Type="FieldControl" Label="State" LabelPosition="Left" />
            </Group>
          </Column>
      </Group>
. . .
   </Layout>
</FORM>

要素情報

名前空間

https://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2008/workitemtracking/typedef

スキーマ名

作業項目の種類の定義

検証ファイル

WorkItemTypeDefinition.xsd

要素の型

LayoutType 複合型

空も使用できる

いいえ

参照

参照

Control XML 要素のリファレンス

概念

すべての FORM XML 要素のリファレンス

その他の技術情報

作業項目フォームのデザインとカスタマイズ

履歴の変更

日付

履歴

理由

2011 年 1 月

コード例を追加し、削除されたトピックへのリンクを削除。

情報の拡充

2010 年 9 月

Target 属性の有効な値を追加。

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