AtlAxCreateControlLicEx

ライセンスされた ActiveX コントロールを作成して初期化し、指定されたウィンドウでホストします。 新しいコントロールのインターフェイス ポインターとイベント シンクも作成されます。

ATLAPI AtlAxCreateControlLicEx(
   LPCOLESTR lpszName, 
   HWND hWnd, 
   IStream* pStream,
   IUnknown** ppUnkContainer, 
   IUnknown** ppUnkControl,
   REFIID iidSink = IID_NULL, 
   IUnknown* punkSink = NULL, 
   BSTR bstrLic = NULL
);

パラメーター

  • lpszName
    コントロールに渡される文字列へのポインター。 次のいずれかの書式にする必要があります。

    • "MSCAL.Calendar.7" などの ProgID。

    • "{8E27C92B-1264-101C-8A2F-040224009C02}" などの CLSID。

    • "https://www.microsoft.com/japan" などの URL。

    • "file://\\Documents\MyDoc.doc" などのアクティブ ドキュメントへの参照。

    • "MSHTML:<HTML><BODY>This is a line of text</BODY></HTML>" などの HTML コード片。

      注意

      HTML フラグメントを MSHTML ストリームとして指定するには、HTML フラグメントの前に "MSHTML:" を付ける必要があります。

  • hWnd
    コントロールをアタッチするウィンドウを識別するハンドル。

  • pStream
    コントロールのプロパティを初期化するときに使用するストリームへのポインター。 NULL の場合もあります。

  • ppUnkContainer
    コンテナーの IUnknown を受け取るポインターのアドレス。 NULL の場合もあります。

  • ppUnkControl
    [出力] 作成されたコントロールの IUnknown を受け取るポインターのアドレス。 NULL の場合もあります。

  • iidSink
    含まれているオブジェクトのアウトゴーイング インターフェイスのインターフェイス ID。

  • punkSink
    含まれているオブジェクトが作成された後に、そのオブジェクトの iidSink で識別されたコネクション ポイントに接続されるシンク オブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインター。

  • bstrLic
    コントロールのライセンスを含む BSTR。

戻り値

標準の HRESULT 値のいずれかを返します。

解説

AtlAxCreateControlLicExAtlAxCreateControlLic と似ていますが、AtlAxCreateControlLicEx では新規に作成されたコントロールへのインターフェイス ポインターを受け取ったり、コントロールで発生したイベントを受け取るイベント シンクを設定したりできます。

使用例

AtlAxCreateControlLicEx の使用例については、「ATL AXHost を使用した ActiveX コントロールのホスト」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**atlhost.h

参照

参照

AtlAxCreateControl

CAxWindow2T::CreateControlLicEx

概念

複合コントロールの基本

その他の技術情報

複合コントロールに関するグローバル関数