方法 : Windows フォーム コントロールのアクセス キーを作成する

アクセス キーは、メニュー、メニュー項目、コントロールのラベル (ボタンなど) のテキストに含まれている下線付きの文字です。 定義済みのアクセス キーを Alt キーと一緒に押すと、ボタンを "クリック" した場合と同じ結果になります。 たとえば、フォームを印刷するためのプロシージャを実行するボタンで、Text プロパティが "Print" に設定されている場合は、文字 "P" の前にアンパサンド (&) を追加すると、実行時にボタンのテキスト内で "P" に下線が引かれます。 ユーザーは、Alt キーを押しながら P キーを押すことにより、ボタンに関連付けられたコマンドを実行できます。 フォーカスを持つことができないコントロールに対しては、アクセス キーを定義できません。

コントロールのアクセス キーを作成するには

  • ショートカットとして使用する文字の前にアンパサンド (&) を含む文字列に Text プロパティを設定します。

    ' Set the letter "P" as an access key.
    Button1.Text = "&Print"
    
    // Set the letter "P" as an access key.
    button1.Text = "&Print";
    
    // Set the letter "P" as an access key.
    button1.set_Text("&Print");
    
    // Set the letter "P" as an access key.
    button1->Text = "&Print";
    

    注意

    アンパサンドをアクセス キーを作成するための記号としてではなく、文字として表示する場合は、アンパサンドを 2 回続けて記述 (&&) します。 この場合、画面に表示されるアンパサンドは 1 個だけで、どの文字にも下線は付けられません。

参照

処理手順

方法 : Windows フォームのボタンのクリックに応答する

方法 : Windows フォーム コントロールによって表示されるテキストを設定する

参照

Button

その他の技術情報

各 Windows フォーム コントロールのラベル設定とショートカットの作成