Version プロパティ (起動条件)

アプリケーションをインストールする前にターゲット コンピューターに実装されている必要のある .NET Framework 再頒布可能コンポーネントのバージョン番号を指定します。

注意

このプロパティを、インストーラーまたはマージ モジュールのバージョンを指定する Version プロパティ (Windows インストーラー) と混同しないようにしてください。

解説

セットアップ プロジェクト内の .NET Framework 起動条件プロパティ Version は、インストーラーを使ってアプリケーションをインストールする前に、ターゲット コンピューターに実装されている必要のある .NET Framework の正確なバージョンを指定します。 Version プロパティを使用して、次のバージョンの .NET Framework を起動条件で指定できます。

Version プロパティの値

.NET Framework 2.0

.NET Framework 3.0

.NET Framework 3.5

.NET Framework 3.5 Client Profile

.NET Framework 3.5 Server Core Profile

.NET Framework 4

.NET Framework 4 Client Profile

[すべて]2

メモ

  1. Visual Studio IDE に表示されるプロパティ値のリストは、開発用コンピューターにインストールされている .NET Framework のバージョンによって異なります。

  2. app.config ファイルを介して、複数バージョンの .NET Framework でアプリケーションの実行およびインストールを予定している場合は、[どれでも可] プロパティ値を選択します。

参照

参照

配置プロパティ

AllowLaterVersions プロパティ (起動条件)

SupportedRuntimes プロパティ

概念

.NET Framework 起動条件