Outlook ソリューション
Visual Studio には、Microsoft Office Outlook のアプリケーション レベルのアドインの作成に使用できるプロジェクト テンプレートが用意されています。 アドインを使用すると、Outlook の自動化、Outlook 機能の拡張、Outlook ユーザー インターフェイス (UI) のカスタマイズが可能です。 アプリケーション レベルのアドインの詳細については、「アプリケーション レベルのアドインのアーキテクチャ」を参照してください。
対象: このトピックの情報は、Outlook 2007 と Outlook 2010 のアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
Outlook アドイン プロジェクトの作成
Outlook プロジェクトを作成するには、[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスにある [Outlook アドイン] プロジェクト テンプレートを使用します。 このテンプレートには必要なアセンブリ参照とプロジェクト ファイルが含まれています。
アドイン プロジェクトを作成する方法の詳細については、「方法: Visual Studio で Office プロジェクトを作成する」を参照してください。 プロジェクト テンプレートの詳細については、「Office プロジェクト テンプレートの概要」を参照してください。
Outlook アドインのプログラミング モデル
Outlook アドイン プロジェクトを作成すると、ThisAddIn と呼ばれる、ソリューションの基礎となるクラスが Visual Studio によって生成されます。 このクラスは、コードを記述する際の開始点となり、Outlook のオブジェクト モデルをアドインに公開します。
ThisAddIn クラスとアドインで使用できる他の機能の詳細については、「アプリケーション レベルのアドインのプログラミング」を参照してください。
Outlook オブジェクト モデルによる Outlook の自動化
Outlook オブジェクト モデルでは、Outlook の自動化に使用できる型が多数公開されています。 それらの型によって、次のような一般的なタスクを実行するコードを作成できます。
プログラムによる電子メール メッセージの作成と送信
新しい会議出席依頼の送信
Outlook フォルダー内のアイテムの検索
詳細については、「Outlook オブジェクト モデルの概要」を参照してください。
Outlook アプリケーションのユーザー インターフェイスのカスタマイズ
タスク |
詳細情報 |
|---|---|
Outlook インスペクターのリボンにカスタム タブを追加する。 |
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Outlook インスペクターの組み込みタブにカスタム グループを追加する。 |
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Outlook インスペクターに表示されるカスタム作業ウィンドウを追加する。 |
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既存の Outlook フォームを拡張または置換するフォーム領域を追加する。 |
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カスタム ツール バーとツール バー項目を追加する。 |
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メニューとメニュー項目を追加する。 |
Outlook およびその他の Microsoft Office アプリケーションの UI をカスタマイズする方法の詳細については、「Office UI のカスタマイズ」を参照してください。
関連トピック
タイトル |
説明 |
|---|---|
Outlook オブジェクト モデルに用意されているオブジェクトの概要について説明します。 |
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フォーム領域のデザイン、開発、およびデバッグを簡単に行うことができる、Visual Studio に用意されているツールについて説明します。 |
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Microsoft Office Outlook 用のアプリケーション レベルのアドインを作成する方法について説明します。 |
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Outlook ソリューションの開発に関する文書やリファレンス ドキュメントを探すことができる MSDN ライブラリの領域です (Visual Studio を使用した Office 開発に限定されません)。 |