方法 : デザイン画面上で要素を選択して移動する
WPF Designer for Visual Studio では、マウス ジェスチャやキーボード ショートカットを使用して、要素を選択したり移動したりできます。 要素を選択する方法は複数あります。 たとえば、Tab キーを使ってコントロール間を移動する、カーソルを XAML ビューのコントロール タグ上に置く、デザイナーの下部にあるタグ ナビゲーターを使用する、[ドキュメント アウトライン] ウィンドウを使用する、などの方法で個々のコントロールを選択できます。 選択されているコントロールの位置は、マウスまたは方向キーで調整できます。
デザイン画面上で要素を選択するには
デザイン ビューでデザイン画面にフォーカスがある状態で、目的の要素が選択されるまで Tab キーを押します。
Shift キーを押しながら Tab キーを押すと、逆方向に進みます。
XAML ビューで、カーソルを要素の開始タグまたは終了タグの上へ移動します。
要素がタグ ナビゲーターに表示されていれば、それをクリックします。
[ドキュメント アウトライン] ウィンドウで要素をクリックします。
デザイナー内で現在選択されている要素の親を選択するには、Esc キーを押します。
操作の精度を上げるには、領域を拡大してクリック可能な領域を追加します。
デザイン画面上で複数のコントロールを選択するには
デザイン ビューで、目的のすべてのコントロールが囲まれるようにマウスをドラッグして四角形の選択範囲を作成します。
デザイン ビューで、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら、目的のコントロールを 1 つずつクリックします。 キーボードだけを使ってデザイン画面上の複数のコントロールを選択する方法はありません。
[ドキュメント アウトライン] ウィンドウで、Ctrl キーを押しながら、目的のコントロールをクリックします。 Ctrl キーを押しながら Space キーを押して、複数のコントロールを選択することもできます。 Esc キーを押すと、複数の選択項目が 1 つの選択項目に縮小されます。
選択されているコントロールをデザイナー内で移動するには
マウスの左ボタンを押したまま、選択されているコントロールを目的の位置までドラッグします。
選択されているコントロールが Grid、DockPanel、StackPanel などのパネルの場合は、左上に表示される移動ハンドルを使用してパネルを移動します。
方向キーを押して、選択されているコントロールの位置を調整します。
移動ではなく切り取りと貼り付けが必要な場合もあります。
注意
Windows フォームとは異なり、[ドキュメント アウトライン] ウィンドウには、コントロールの親を対話的に移動したり変更したりする機能はありません。