方法 : 名前空間を XAML にインポートする
カスタム コントロールおよびサードパーティのコントロールを XAML で使用するには、名前空間と参照アセンブリをインストールする必要があります。 詳細については、「XAML 名前空間および WPF XAML の名前空間の割り当て」を参照してください。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
XAML へのローカル名前空間のインポート
DemoApplication という名前の新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成します。 詳細については、「方法 : 新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成する」を参照してください。
DemoApplication プロジェクトに DemoControl.xaml という名前の新しいユーザー コントロール (WPF) を追加します。 詳細については、「方法 : 新しい項目を WPF プロジェクトに追加する」を参照してください。
[ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックして、ソリューションをビルドします。
デザイナーで、MainWindow.xaml を開きます。
XAML ビューで、開始 Window タグ内の 2 つ目の xmlns マッピングの後に新しい行を挿入します。
「xmlns:dc=」と入力し、IntelliSense リストから [DemoApplication in assembly DemoApplication] を選択します。
DemoApplication 名前空間に対する名前空間マッピングが挿入されます。
<Window x:Class="DemoApplication.MainWindow" xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:dc="clr-namespace:DemoApplication" Title="MainWindow" Height="300" Width="300"> <Grid> </Grid> </Window>
Grid 要素の開始タグの後に、「<dc:」と入力し、IntelliSense リストから [DemoControl] を選択します。
右かっこ「/>」を入力し、要素を閉じます。
Grid 要素は次のようになります。
<Grid> <dc:DemoControl /> </Grid>
XAML へのサードパーティ名前空間のインポート
DemoApplication ソリューションに VendorControlLibrary という名前の新しい WPF ユーザー コントロール ライブラリ プロジェクトを追加します。 DemoApplication ソリューションがビルドされると、ソリューション内の各プロジェクトに対してアセンブリが作成されます。 詳細については、「方法 : WPF UserControl ライブラリ プロジェクトを作成する」を参照してください。
DemoApplication プロジェクトに、VendorControlLibrary プロジェクトへのプロジェクト参照を追加します。 詳細については、「方法: Visual Studio で参照を追加または削除する」を参照してください。
[ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックして、ソリューションをビルドします。
デザイナーで、MainWindow.xaml を開きます。
XAML ビューで、開始 Window タグ内の 3 つ目の xmlns マッピングの後に新しい行を挿入します。
「xmlns:vc=」と入力し、IntelliSense リストから [VendorControlLibrary in assembly VendorControlLibrary] を選択します。
VendorControlLibrary.dll アセンブリ内で定義されている VendorControlLibrary 名前空間に対する名前空間マッピングが挿入されます。
<Window x:Class="DemoApplication.MainWindow" xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:dc="clr-namespace:DemoApplication" xmlns:vc="clr-namespace:VendorControlLibrary;assembly=VendorControlLibrary" Title="MainWindow" Height="300" Width="300"> <Grid> <dc:DemoControl /> </Grid> </Window>
DemoControl 要素の終了タグの後に、「<vc:」と入力し、IntelliSense リストから [UserControl1] を選択します。
右かっこ「/>」を入力し、要素を閉じます。
Grid 要素は次のようになります。
<Grid> <dc:DemoControl /> <vc:UserControl1 /> </Grid>
参照
概念
XAML 名前空間および WPF XAML の名前空間の割り当て