データ ソースへの接続
ODBC データ ソースには、データのほかに、データにアクセスするための情報とデータの置かれている場所が含まれています。データ ソースは名前で参照できます。 プログラムから見たデータ ソースは、データ、DBMS、ネットワーク (リモートの場合)、ODBC を含みます。
データ ソースのデータにアクセスするには、最初にデータ ソースと接続します。 この接続を通じてすべてのアクセスを行います。
データ ソースとの接続は、CDatabase クラスにカプセル化されます。 データ ソースに CDatabase オブジェクトを接続すると、次の操作を実行できます。
レコードセットを作成してテーブルやクエリのレコードを選択します。
トランザクションを管理します。バッチ処理したすべての更新を一度にデータ ソースにコミットするか、データ ソースが変更されないようにトランザクション全体をロール バックします。ただし、データ ソース側で、必要なレベルのトランザクションがサポートされている必要があります。
SQL (Structured Query Language) ステートメントを直接実行します。
データ ソースとの接続を使い終わったら、CDatabase オブジェクトを閉じて、そのまま破棄するかまたは別の接続に再利用します。 データ ソースとの接続の詳細については、「データ ソース (ODBC)」を参照してください。