方法: データベース プロジェクトに参照を追加する
さまざまな状況に対応するために、データベース プロジェクトに複数の種類の参照を追加できます。 たとえば、同じソリューションで他のプロジェクトを参照したり、他のソリューションの出力を参照したりできます。 さまざまな種類の参照を追加する手順は少し異なります。 たとえば、データベース間参照を使用するには、参照を追加するだけでなく、データベースまたはサーバー (あるいはその両方) の変数と関連する値を定義する必要があります。 参照の種類と各参照を使用する場合の詳細については、「データベース プロジェクトでの参照の使用」を参照してください。
同じソリューション内のデータベース プロジェクトで定義されたオブジェクトを参照するには
参照を追加するデータベース プロジェクトを含むソリューションを開きます。
[プロジェクト] メニューの [データベース参照の追加] をクリックします。
[データベース参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
データベース プロジェクトへの参照を追加するには、次の手順を実行します。
[現在のソリューションのデータベース プロジェクト] をクリックします。
一覧で、参照先として追加するデータベース プロジェクトをクリックします。
サーバーの SETVAR 変数を定義するには、次の手順を実行します。
[サーバー変数を定義する] をクリックします。
[名前] に、サーバーを表す変数の名前を入力します。
[値] に、変数が表すサーバーの名前を入力します。
注意
参照を追加するデータベースと同じサーバー上にあるデータベースのオブジェクトを参照する場合、サーバー変数を定義する必要はありません。
参照先とするデータベースの SETVAR 変数を指定するには、次の手順を実行します。
[データベース変数を定義する] チェック ボックスをオンにします。
[リテラル] チェック ボックスがオンになっている場合はオフにします。
[名前] に、データベースを表す変数の名前を入力します。
[値] に、変数が表すデータベースの名前を入力します。
重要
別のデータベース内のオブジェクトを明示的に参照するオブジェクトがデータベース プロジェクトに含まれている場合、定義した変数を使用するようにその参照を更新する必要があります。 データベース間参照を含むデータベースからオブジェクトをインポートした場合は、その明示的なデータベース間参照によって発生した警告を解決するように参照を更新する必要があります。
参照先とするデータベースのリテラル値を指定するには、次の手順を実行します。
[データベース変数を定義する] チェック ボックスをオンにします。
[リテラル] チェック ボックスをオンにします。
[値] に、参照するデータベースの名前を入力します。
注意
データベース名が対象となる配置環境で常に同じである場合、変数と値のペアではなくリテラルを指定できます。 たとえば、"master" データベースで定義されたオブジェクトに対して値が "master" のリテラルを使用できます。
参照先プロジェクトが別のプロジェクトを参照する場合、[参照プロジェクト内の未解決の参照によるエラーを表示しない] チェック ボックスをオンにできます。 参照先プロジェクトのエラーにより、現在のプロジェクトでエラーが発生することはありません。 したがって、エラーを無視できます。
オブジェクトとスクリプトを更新しない場合は、[データベース参照変数を使用する既存のスキーマ オブジェクト定義とスクリプトを更新する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
データベース プロジェクトに参照が追加され、この手順の他の手順を実行する必要がなくなります。
オブジェクトとスクリプトを更新する場合は、[データベース参照変数を使用する既存のスキーマ オブジェクト定義とスクリプトを更新する] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
[変更のプレビュー - サーバー名またはデータベース名の変更] ダイアログ ボックスが開きます。
(省略可能) 変更を適用しない場合、該当する変更の横にあるチェック ボックスをオフにします。
(省略可能) 変更をクリックすると、[変更のプレビュー] ペインにその詳細が表示されます。
[適用] をクリックし、指定したオブジェクトとスクリプトを更新します。
データベース プロジェクトに参照が追加され、指定したオブジェクトとスクリプトは、サーバーやデータベースの名前の代わりに SETVAR 変数を使用するように変更されます。
別のデータベース プロジェクトのコンパイル済み出力 (.dbschema ファイル) で定義されたオブジェクトを参照するには
参照を追加するデータベース プロジェクトを含むソリューションを開きます。
[プロジェクト] メニューの [データベース参照の追加] をクリックします。
[データベース参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
メタファイルの参照を追加するには、次の手順を実行します。
[データベース プロジェクト メタファイル (.dbmeta) またはスキーマ (.dbschema)] をクリックします。
ボックスで、スキーマ ファイルのパスとファイル名を入力するか、[参照] をクリックし、参照先として追加するスキーマ ファイルを指定します。
サーバーの SETVAR 変数を定義するには、次の手順を実行します。
[サーバー変数を定義する] をクリックします。
[名前] に、サーバーを表す変数の名前を入力します。
[値] に、変数が表すサーバーの名前を入力します。
注意
参照を追加するデータベースと同じサーバー上にあるデータベースのオブジェクトを参照する場合、サーバー変数を定義する必要はありません。
参照先とするデータベースの SETVAR 変数を指定するには、次の手順を実行します。
[データベース変数を定義する] チェック ボックスをオンにします。
[リテラル] チェック ボックスがオンになっている場合はオフにします。
[名前] に、データベースを表す変数の名前を入力します。
[値] に、変数が表すデータベースの名前を入力します。
重要
別のデータベース内のオブジェクトを明示的に参照するオブジェクトがデータベース プロジェクトに含まれている場合、定義した変数を使用するようにその参照を更新する必要があります。 データベース間参照を含むデータベースからオブジェクトをインポートした場合は、その明示的なデータベース間参照によって発生した警告を解決するように参照を更新する必要があります。
参照先とするデータベースのリテラル値を指定するには、次の手順を実行します。
[データベース変数を定義する] チェック ボックスをオンにします。
[リテラル] チェック ボックスをオンにします。
[値] に、参照するデータベースの名前を入力します。
注意
データベース名が対象となる配置環境で常に同じである場合、変数と値のペアではなくリテラルを指定できます。 たとえば、"master" データベースで定義されたオブジェクトに対して値が "master" のリテラルを使用できます。
参照先プロジェクトが別のプロジェクトを参照する場合、[参照プロジェクト内の未解決の参照によるエラーを表示しない] チェック ボックスをオンにできます。 参照先プロジェクトのエラーにより、現在のプロジェクトでエラーが発生することはありません。 したがって、エラーを無視できます。
オブジェクトとスクリプトを更新しない場合は、[データベース参照変数を使用する既存のスキーマ オブジェクト定義とスクリプトを更新する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
データベース プロジェクトに参照が追加され、この手順の他の手順を実行する必要がなくなります。
オブジェクトとスクリプトを更新する場合は、[データベース参照変数を使用する既存のスキーマ オブジェクト定義とスクリプトを更新する] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
[変更のプレビュー - サーバー名またはデータベース名の変更] ダイアログ ボックスが開きます。
(省略可能) 変更を適用しない場合、該当する変更の横にあるチェック ボックスをオフにします。
(省略可能) 変更をクリックすると、[変更のプレビュー] ペインにその詳細が表示されます。
[適用] をクリックし、指定したスキーマ オブジェクトとスクリプトを更新します。
データベース プロジェクトに参照が追加され、指定したオブジェクトとスクリプトは、サーバーやデータベースの名前の代わりに SETVAR 変数を使用するように変更されます。
参照元プロジェクトの一部として現在のソリューションにデータベース プロジェクトの内容を含めるには
参照を追加するデータベース プロジェクトを含むソリューションを開きます。
[プロジェクト] メニューの [データベース参照の追加] をクリックします。
[データベース参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[現在のソリューションのデータベース プロジェクト] をクリックし、参照先として追加するデータベース プロジェクトをクリックし、[OK] をクリックします。
参照がデータベース プロジェクトに追加されます。 参照を追加したプロジェクトを配置する場合、参照で指定したプロジェクトは、配置するプロジェクトの一部として扱われます。
現在のソリューション内の SQLCLR プロジェクトに参照を追加するには
参照を追加するデータベース プロジェクトを含むソリューションを開きます。
[プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします。
[参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[プロジェクト] タブがアクティブになっていない場合は、クリックします。
参照する SQL 共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) プロジェクトの名前をクリックし、[OK] をクリックします。
参照がデータベース プロジェクトに追加されます。
ソリューション エクスプローラーで、参照を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウが表示されます。
データベース プロジェクトをビルドしたときに生成される CREATE ASSEMBLY ステートメントの詳細を指定するように、参照のプロパティを更新します。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
SQLCLR アセンブリの参照を追加するには
参照を追加するデータベース プロジェクトを含むソリューションを開きます。
[プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします。
[参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[参照] タブがアクティブになっていない場合は、クリックします。
参照するアセンブリ (.dll) を指定し、[OK] をクリックします。
参照がデータベース プロジェクトに追加されます。
ソリューション エクスプローラーで、参照を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウが表示されます。
データベース プロジェクトをビルドしたときに生成される CREATE ASSEMBLY ステートメントの詳細を指定するように、参照のプロパティを更新します。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
参照
概念
SQLCLR オブジェクトを参照するデータベースのチーム開発の開始