作業項目クエリに対するアクセス許可の整理および設定
クエリおよびチーム クエリは、フォルダーとサブフォルダーを使用して整理し、共有できます。 [チーム クエリ] の下に作成されたクエリおよびフォルダーに対するアクセス許可を設定して、アクセスを許可または制限できます。 個々のユーザー、Windows グループ、または Team Foundation Server グループに対してアクセス許可を設定できます。
注意
適切なアクセス許可が設定されているユーザーのみが、クエリ フォルダーおよびチーム クエリを表示、編集、削除、コピー、または管理できます。 フォルダー レベルに設定されているアクセス許可は、フォルダーに作成または移動したサブフォルダーに反映されます。
このトピックの内容
次の表を使用すると、使用しているクライアントに基づいて実行できるタスクを確認できます。
タスク |
チーム エクスプローラー |
Team Web Access |
---|---|---|
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーの作成 |
○ |
○ |
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーの移動 |
○ |
○ |
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーのコピー |
○ |
X |
クエリまたはクエリ フォルダーに対するアクセス許可の設定または変更 |
○ |
X |
[お気に入り] へのクエリおよびレポートの追加 |
○ |
○ |
必要なアクセス許可
[マイ クエリ] の下でクエリおよびフォルダーを追加、削除、および移動するには、フル コントロールのアクセス許可が設定されている必要があります。 既定では、クエリまたはフォルダーの作成者がクエリまたはフォルダーの所有者となり、所有者にはフル コントロールのアクセス許可が設定されます。
次の表のクエリのアクセス許可は、クエリまたはクエリ フォルダーの [セキュリティ] ダイアログ ボックスを使用して設定します。 [チーム クエリ] の下にあるクエリおよびフォルダーを管理するために、関連するタスクを実行するには、次のアクセス許可が必要です。
クエリのアクセス許可 |
サポートされるタスク |
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読み取り |
クエリの表示および実行、またはクエリ フォルダーとその内容の表示 |
投稿 |
クエリまたはクエリ フォルダーとその内容の表示および編集 |
削除 |
クエリまたはクエリ フォルダーとその内容の表示、編集、および削除 |
権限の管理 |
クエリまたはクエリ フォルダーとその内容のアクセス許可の管理 |
フル コントロール |
クエリまたはクエリ フォルダーとその内容の表示、編集、削除、およびアクセス許可の管理 |
クエリ フォルダーを作成またはコピーするには、コピーするクエリまたはフォルダーに対する読み取りアクセス許可セットと、コピー先のクエリ フォルダーに対する投稿アクセス許可セットが必要です。
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーの作成
Team Web Access を使用してクエリ フォルダーを作成するには
Team System Web Access で、チーム プロジェクトを開き、[作業項目] ページをクリックします。
[マイ クエリ] または [チーム クエリ] を開き、ツール バーの [新しいフォルダー] をクリックします。
[マイ クエリ] または [チーム クエリ] の下にある既存のフォルダーまたはサブフォルダーを開いて、[新しいフォルダー] をクリックすることもできます。
[フォルダーの作成] ダイアログ ボックスで、作成するフォルダーの名前を入力し、[OK] をクリックします。
チーム エクスプローラーを使用してクエリ フォルダーを作成するには
チーム エクスプローラーで、チーム プロジェクトを開きます。
[マイ クエリ] または [チーム クエリ] を右クリックし、[新しいフォルダー] をクリックします。
[マイ クエリ] または [チーム クエリ] の下にあるフォルダーまたはサブフォルダーを右クリックし、[新しいフォルダー] をクリックすることもできます。
新しいフォルダーの名前を変更します。
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーの移動
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーを別のフォルダーに移動するには
クエリを新しいフォルダーに移動するには
Team System Web Access で、クエリの横の矢印をクリックし、[フォルダーへ移動] をクリックします。[フォルダーへ移動] ダイアログ ボックスで、移動先の新しいフォルダーの名前をクリックし、[OK] をクリックします。
チーム エクスプローラーで、クエリを新しいフォルダーまたはサブフォルダーの場所までドラッグします。
フォルダーまたはサブフォルダーを移動するには
チーム エクスプローラーで、フォルダーまたはサブフォルダーを新しいフォルダーの場所までドラッグします。
注意
チーム クエリまたはフォルダーを別のクエリ フォルダーに移動すると、それに対して設定されていたすべてのアクセス許可が破棄され、新しい親フォルダーのアクセス許可が継承されます。 移動するフォルダーで [セキュリティ設定の継承] チェック ボックスがオフになっている場合は、設定されていたすべてのアクセス許可が保持され、移動後に [セキュリティ設定の継承] チェック ボックスがオンになります。
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーのコピー
クエリ、フォルダー、またはサブフォルダーを別の場所にコピーするには
チーム エクスプローラーで、コピーするクエリ、フォルダー、またはサブフォルダーを右クリックし、[コピー] をクリックします。
コピーした項目の貼り付け先である [マイ クエリ] ノード、[チーム クエリ] ノード、クエリ フォルダー、またはサブフォルダーを右クリックし、[貼り付け] をクリックします。
注意
チーム クエリまたはフォルダーを別のクエリ フォルダーにコピーすると、それに対して設定されていたすべてのアクセス許可が破棄され、新しい親フォルダーのアクセス許可が継承されます。 コピーしたフォルダーの [セキュリティ設定の継承] チェック ボックスがオフになっている場合でも、親フォルダーのアクセス許可が適用されます。
クエリまたはクエリ フォルダーに対するアクセス許可の設定または変更
クエリまたはクエリ フォルダーに対するアクセス許可を設定または変更するには
チーム エクスプローラーで、[チーム クエリ] フォルダーを展開し、アクセス許可を設定するクエリまたはフォルダーを右クリックします。
[セキュリティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
次のいずれかの手順を実行します。
所有者を変更するには、[変更] をクリックします。
[ユーザーの選択] ダイアログ ボックスで、[選択するオブジェクト名を入力してください] ボックスに、所有権の転送先のユーザーまたはユーザー グループの名前を入力し、[名前の確認] をクリックします。 グループ アカウントをクリックし、[OK] を 2 回クリックします。
ユーザーまたはグループを追加するには、[Team Foundation サーバー グループ] または [Windows ユーザーまたはグループ] をクリックし、[追加] をクリックします。
[ユーザー、コンピューター、またはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[選択するオブジェクト名を入力してください] ボックスに、追加するユーザー グループの名前を入力し、[名前の確認] をクリックします。 グループ アカウントをクリックし、[OK] を 2 回クリックします。
ユーザーまたはグループのアクセス許可を変更するには、一覧からユーザーまたはグループを選択し、[許可] または [拒否] チェック ボックスをオンにします。
フォルダーのアクセス許可の継承を変更するには、[セキュリティ設定の継承] チェック ボックスをオンまたはオフにします。 チェック ボックスがオフになっていると、親フォルダーから継承されるユーザー、グループ、およびアクセス許可が暗黙的にコピーされます。これらの設定は変更することができます。
[OK] をクリックします。
[お気に入り] へのクエリおよびレポートの追加
Team Web Access を使用して作業項目クエリを [お気に入り] に追加するには
Team System Web Access で、チーム プロジェクトを開き、[作業項目] ページをクリックします。
[お気に入り] の一覧に追加する作業項目クエリの横の矢印をクリックし、[お気に入りに追加] をクリックします。
(省略可能) [お気に入りに追加] ダイアログ ボックスで、クエリに新しい名前を付けます。
[お気に入り] フォルダーをクリックし、[追加] をクリックします。
注意
クエリを [お気に入り] の下の別々のフォルダーに分けて整理するには、「クエリ フォルダーまたはサブフォルダーの作成」で説明したのと同じ手順を実行します。 [お気に入り] の管理の詳細については、「頻繁に使用するまたは最近表示した作業項目、クエリ、およびレポートへのアクセス」を参照してください。
チーム エクスプローラーを使用して作業項目クエリを [お気に入り] に追加するには
チーム エクスプローラーで、追加するクエリが含まれている [マイ クエリ]、[チーム クエリ]、またはフォルダーを展開します。
クエリを右クリックし、[お気に入りに追加] をクリックします。
注意
クエリを [お気に入り] の下の別々のフォルダーに分けて整理するには、「クエリ フォルダーまたはサブフォルダーの作成」で説明したのと同じ手順を実行します。
参照
処理手順
頻繁に使用するまたは最近表示した作業項目、クエリ、およびレポートへのアクセス