方法: コード化された UI テスト ビルダーを使用して UI コントロールと検証コードを追加する
コード化された UI テスト ビルダーを使用すると、テストの UIMap にユーザー インターフェイス (UI) を追加したり、UI コントロールのアサーションを使用する検証メソッドのコードを生成できます。
注意
コード化された UI テスト エディターを使用すると、コード化された UI テストを簡単に変更できます。 Coded UI Test Editor (コード化された UI テスト エディター) を使用すると、テスト メソッドを検索、表示、および編集できます。 また、UI コントロール マップ内の UI 操作および関連コントロールを編集することもできます。 Coded UI Test Editor (コード化された UI テスト エディター) は、Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2 に含まれています。 この Feature Pack をダウンロードするには、Visual Studio 2010 Ultimate、Visual Studio 2010 Premium、または Test Professional 2010 と、MSDN サブスクリプション、Microsoft BizSpark、または MSDN アカデミック アライアンスが必要です。 詳細については「コード化された UI テスト エディターを使用したコード化された UI テストの編集」および「Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2」を参照してください。
コード化された既存の UI テストへの UI コントロールの追加
テスト対象のアプリケーションの UI コントロールを既存の UI マップに追加したり、コード化された UI テストにこのコントロールを追加するコードを生成できます。
コード化された UI テストに UI コントロールを追加するには
ソリューション エクスプローラーで、コード化された UI テストのソース ファイルをソリューションのテスト プロジェクトから開きます。 ファイル名は CodedUITest1.cs です。 これは、テスト名と同じ名前です。
コード化された UI テスト ビルダーを起動するには、CodedUITestMethod1() メソッドを右クリックし、[コード化された UI テストのコードの生成] をクリックします。 ショートカット メニューで、[コード化された UI テスト ビルダーの使用] をクリックします。
[コード化された UI テスト ビルダー] ダイアログ ボックスが表示されます。
テスト対象のアプリケーションを起動し、追加する UI コントロールに移動します。
テストするアプリケーションの UI コントロールに、コード化された UI テスト ビルダーの十字ボタンをドラッグします。 ボックスがコントロールを囲んだら、マウス ボタンを離します。 コントロール クラス コードがすぐに UIMap.Designer.cs ファイルに作成されます。
.png "要素を対象としたコード化された UI テスト")
これで、このコントロールのプロパティが [コード化された UI テスト ビルダー - アサーションの追加] ダイアログ ボックスに表示されます。 マップで UI コントロールを確認するには、矢印 (<<) をクリックして UI コントロール マップの表示を展開します。 親、兄弟、子の各コントロールを見つけるには、マップをクリックし、方向キーを使用して、コントロールの一覧内を移動します。
.png "コード化された UI テストのプロパティ")
注意
Windows ロゴ キーと I キーを押して UI コントロールを見つけることもできます。 この操作は、コード化された UI テスト ビルダーにフォーカスを移していて、コントロールが非表示になっているショートカット メニューをテストする場合に便利です。
コード化された UI テスト ビルダーを閉じるか、次の手順に進んで検証アサーションを追加します。
テストを実行するには、テスト メソッド内を右クリックし、[テストの実行] をクリックします。
UI コントロール操作の使用方法とプロパティの設定方法の詳細については、「方法: コード化された UI テストで UI コントロールの操作とプロパティを使用する」を参照してください。
コード化された UI テストでの UI コントロールの検証
テスト対象のアプリケーションの UI コントロールを、コード化された UI テストの UI マップに追加すると、コード化された UI テスト ビルダーを使用して、検証メソッドを作成し、追加された UI コントロールのプロパティを検証できます。
コード化された UI テストの UI コントロールを追加および検証するには
ソリューション エクスプローラーで、コード化された UI テストのソース ファイルをソリューションのテスト プロジェクトから開きます。
コード化された UI テスト ビルダーを起動するには、CodedUITestMethod1() メソッドを右クリックし、[コード化された UI テストのコードの生成] をクリックします。 ショートカット メニューで、[コード化された UI テスト ビルダーの使用] をクリックします。
[コード化された UI テスト ビルダー] ダイアログ ボックスが表示されます。
テスト対象のアプリケーションを起動し、追加する UI コントロールに移動します。
UI コントロールを UI マップに追加するために、テストするアプリケーションの UI コントロールに十字線をドラッグします。 ボックスがコントロールを囲んだら、マウス ボタンを離します。
これで、このコントロールのプロパティが [コード化された UI テスト ビルダー - アサーションの追加] ダイアログ ボックスに表示されます。 マップで UI コントロールを見つけるため、矢印をクリックして UI コントロール マップを表示します。
注意
Windows キーと I キーを押して UI コントロールを見つけることもできます。 この操作は、コード化された UI テスト ビルダーにフォーカスを移していて、コントロールが非表示になっているショートカット メニューをテストする場合に便利です。 親、兄弟、子の各コントロールを見つけるには、ダイアログ ボックスの矢印を使用します。
ツール バーの [コントロールの UI コントロール マップへの追加] ボタンをクリックして、このコントロールを UI マップに追加します。
確認するプロパティを右クリックし、[アサーションの追加] を右クリックして選択します。
[アサーションの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
.png "コード化された UI テストのアサーション")
アサーションの比較子 AreEqual を選択します。
[比較対象値] にアサーションの値を入力し、[OK] をクリックして追加します。
テスト用のアサーションをすべて追加したら、[コード化された UI テスト ビルダー - アサーションの追加] ダイアログ ボックスを閉じます。
アサーションのコードを生成し、コントロールを UI マップに追加するために、[コードの生成] アイコンをクリックします。
[コード化された UI テスト ビルダー - コードの生成] ダイアログ ボックスが表示されます。
[メソッド名] にコード化された UI テスト メソッド名を入力し、[生成] をクリックします。
生成されるコードの構造の詳細については、「コード化された UI テストの構造」を参照してください。
[閉じる] アイコンをクリックして、コード化された UI テスト ビルダーを閉じます。
注意
UI コントロール操作の使用方法とプロパティの設定方法の詳細については、「方法: コード化された UI テストで UI コントロールの操作とプロパティを使用する」を参照してください。
テストを実行するには、テスト メソッド内を右クリックし、[テストの実行] をクリックします。
コード化された UI テストの実行方法の詳細については、「自動テストの実行」を参照してください。
注意
特定のデータを使用してコード化された UI テストを作成した後、異なるデータのセットを使用してコード化された UI テストを複数回実行して、さまざまな条件をテストできます。 これを行うには、データ ソースからコード化された UI テストにパラメーターを追加して、データ ドリブンのコード化された UI テストを作成します。 詳細については、「方法: データ ドリブンのコード化された UI テストを作成する」を参照してください。
参照
処理手順
方法: テスト中のアプリケーションの記録によるコード化された UI テストの生成
方法: 操作の記録からコード化された UI テストを生成する
方法: コード化された UI テストで UI コントロールの操作とプロパティを使用する
参照
概念
自動 UI テストを使用したユーザー インターフェイスのテスト
コード化された UI テストと操作の記録でサポートされている構成とプラットフォーム