cl.exe の戻り値

cl.exe では、動作が正常終了した場合 (エラーがない場合) は 0 を返し、それ以外の場合は 0 以外の値を返します。

スクリプトまたは .bat ファイルからコンパイルを行う場合は、cl.exe の戻り値が役に立ちます。 ただし、エラーまたは警告が発生した場合にそれらを解決できるように、コンパイラの出力をキャプチャすることも考慮してください。

解説

次に、cl.exe の戻り値を使用するサンプル .bat ファイルを示します。

echo off
cl /W4 t.cpp
@if ERRORLEVEL == 0 (
   goto good
)

@if ERRORLEVEL != 0 (
   goto bad
)

:good
   echo "clean compile"
   echo %ERRORLEVEL%
   goto end

:bad
   echo "error or warning"
   echo %ERRORLEVEL%
   goto end

:end

参照

参照

コンパイラ コマンド ラインの構文