スプリント レビュー会議
スプリントの最終日には、完了した作業を承認し、新しい要件を特定するための会議を、製品所有者、顧客、および利害関係者との間で持つことになります。 スプリントの途中で、チームはフィードバックを既に収集して取り込んでいる場合もあります。 また、完了したユーザー ストーリーごとに承認テストを既に実行している必要があります。 この会議では、チームはスプリントで完了した各ユーザー ストーリーのデモを行います。 製品所有者、顧客、および利害関係者は、自分の要求に沿うユーザー ストーリーを承認します。 多くの場合、顧客は、デモを見た後に自分のニーズがほかにもあることに気付き、希望する変更点について確認して話し合います。
この会議に基づいて、一部のユーザー ストーリーは完了として承認されます。 未完了のユーザー ストーリーは製品バックログに残され、新しいユーザー ストーリーが製品バックログに追加されます。 ストーリーのこれらのセットはどちらも順位付けされ、次回のスプリント計画会議で見積もりまたは再見積もりが行われます。
この会議と振り返り会議の後、チームは次のスプリントの計画を立てます。 ビジネス ニーズは絶えず変化しています。製品所有者、顧客、および利害関係者との間で行われるこの会議は、製品バックログの優先度を見直す機会として活用できます。