方法: SharePoint フィーチャーをカスタマイズする

SharePoint フィーチャーの作成とカスタマイズには、Visual Studio のフィーチャー デザイナーを使用できます。 たとえば、フィーチャーのスコープを設定したり、他のフィーチャーを依存関係として追加したりすることができます。 ソリューション エクスプローラーまたは SharePoint パッケージ エクスプローラーで新しいフィーチャーを追加すると、既定でフィーチャー デザイナーが開きます。

フィーチャー デザイナーを開く

SharePoint プロジェクト項目は、フィーチャー デザイナーを使用して、フィーチャーに追加したりフィーチャーから削除したりすることができます。

フィーチャー デザイナーを開くには

  1. ソリューション エクスプローラーで、[フィーチャー] を展開します。

  2. Feature1 項目をダブルクリックします。

    または

  3. Feature1 項目を右クリックして、[デザイナーの表示] をクリックします。

パッケージ マニフェスト ファイルの表示

フィーチャーのパッケージ マニフェスト ファイル (feature.xml) は、フィーチャー デザイナーを使用して変更したり生成したりすることができます。 さらに、そのファイルの XML コードを Visual Studio で表示することができます。

パッケージ マニフェスト ファイルを表示するには

  1. フィーチャー デザイナーを開きます。

  2. [マニフェスト] をクリックします。

ソリューション エクスプローラーを使用してパッケージ マニフェスト ファイルを表示するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、[すべてのファイルを表示] をクリックします。

  2. フィーチャーを展開します。

  3. <フィーチャー名> を展開します。

  4. <フィーチャー名>.feature を展開します。

  5. <フィーチャー名>.Template.xml ファイルを開きます。

    注意

    フィーチャー テンプレートのマニフェスト XML ファイルを開くと、ファイルが自動的に検証されます。[エラー一覧] ウィンドウに警告が表示されますが、無視してかまいません。

マニフェスト テンプレートの変更

フィーチャー マニフェスト ファイルの XML コードには、Visual Studio の XML エディターまたは [マニフェスト テンプレート] ペインで変更を加えることができます。 XML コードに対する変更は、フィーチャーのパッケージ マニフェスト ファイルにマージされます。 たとえば、マニフェスト テンプレートに変更を加えることによって、フィーチャーのプロパティをカスタマイズすることができます。

XML エディターを使用してマニフェスト テンプレートに変更を加えるには

  1. フィーチャー デザイナーを開きます。

  2. [マニフェスト] をクリックします。

  3. [編集オプション] ノードを展開します。

  4. [XML エディターで開く] をクリックします。

    XML に対する変更がパッケージ マニフェスト ファイルにマージされます。

[マニフェスト テンプレート] ペインを使用してマニフェスト テンプレートに変更を加えるには

  1. フィーチャー デザイナーを開きます。

  2. [マニフェスト] をクリックします。

  3. [編集オプション] ノードを展開します。

  4. [マニフェスト テンプレート] ペインに表示された XML に変更を加えます。

    XML に対する変更が [パッケージ化されたマニフェストのプレビュー] ペインに表示されます。

パッケージ マニフェスト ファイルの上書き

フィーチャー デザイナーを無効にして、手動で feature.xml ファイルを作成することができます。 この手順を初めて実行するときに、フィーチャー デザイナーの現在の設定が、フィーチャーのテンプレート XML ファイルに保存されます。 その後で、XML コードを変更または上書きすることができます。

注意

フィーチャー デザイナーを無効にしたまま、XML ファイルで SharePoint プロジェクト項目を追加または削除した場合、それらのプロジェクト項目はパッケージ化されません。

デザイナーを無効にしてパッケージ マニフェスト ファイルを上書きするには

  1. フィーチャー デザイナーを開きます。

  2. [マニフェスト] をクリックします。

  3. [編集オプション] ノードを展開します。

  4. [生成された XML を上書きし、XML エディターでマニフェストを編集します。] をクリックします。

  5. [はい] をクリックします。

    現在のパッケージ マニフェスト ファイルでテンプレートが更新されます。

フィーチャー デザイナーの有効化

フィーチャー デザイナーを再度有効にして、feature.xml ファイルをカスタマイズすることができます。

デザイナーを再度有効にするには

  1. フィーチャー デザイナーを開きます。

  2. [マニフェストの編集を破棄してデザイナーを再有効化します。] をクリックします。

  3. [はい] をクリックします。

    テンプレートが元のテキストで更新され、XML に対するすべての変更が失われます。

参照

概念

SharePoint ソリューションのパッケージ化と配置