&= 演算子 (Visual Basic)

文字列 (String) 式を文字列型 (String) の変数またはプロパティに連結し、その結果を変数またはプロパティに代入します。

variableorproperty &= expression

指定項目

  • variableorproperty
    必ず指定します。 文字列 (String) の変数またはプロパティを指定します。

  • expression
    必ず指定します。 任意のブール型 (String) の式を指定します。

解説

&= 演算子の左側には、スカラー変数、プロパティ、配列の要素なども指定できます。 変数またはプロパティは ReadOnly (Visual Basic) にすることはできません。 &= 演算子は、右辺の値を左辺の変数またはプロパティに代入します。

オーバーロード

& 演算子 (Visual Basic) はオーバーロードできます。つまり、オペランドがクラスや構造体を型として持つ場合に、演算子の動作をそのクラスや構造体で再定義できるという意味です。 & 演算子のオーバーロードは、&= 演算子の動作に影響を与えます。 コード内で、& をオーバーロードするクラスや構造体で &= が使用されている場合は、再定義された後の動作を必ず理解するようにしてください。 詳細については、「演算子プロシージャ (Visual Basic)」を参照してください。

使用例

次の例では、&= 演算子を使って、2 つの文字列型 (String) の変数を連結し、結果を最初の変数に代入します。

Dim var1 As String = "Hello "
Dim var2 As String = "World!"
var1 &= var2
' The value of var1 is now "Hello World!".

参照

参照

& 演算子 (Visual Basic)

+= 演算子 (Visual Basic)

代入演算子 (Visual Basic)

連結演算子 (Visual Basic)

Visual Basic における演算子の優先順位

機能別の演算子一覧 (Visual Basic)

概念

Visual Basic におけるステートメント