CDC::SetWindowExt
デバイス コンテキストに関連付けられたウィンドウの x 範囲と y 範囲を設定します。
virtual CSize SetWindowExt(
int cx,
int cy
);
CSize SetWindowExt(
SIZE size
);
パラメーター
cx
ウィンドウの x 範囲 (論理単位)。cy
ウィンドウの y 範囲 (論理単位)。size
ウィンドウの x 範囲および y 範囲 (論理単位)。
戻り値
CSize オブジェクトの形式で、直前のウィンドウの範囲を (論理単位で) 返します。 エラーが発生した場合は、返される CSize オブジェクトの x 座標と y 座標は共に 0 が設定されます。
解説
ウィンドウは、デバイス コンテキストのビューポートと共に、GDI がどのように論理座標系の点を実際のデバイスの座標系の点に変換するかを定義します。
次のマップ モードが設定されると、SetWindowExt メンバー関数と SetViewportExt メンバー関数の呼び出しは無視されます。
MM_HIENGLISH
MM_HIMETRIC
MM_LOENGLISH
MM_LOMETRIC
MM_TEXT
MM_TWIPS
MM_ISOTROPIC モードが設定されているときは、アプリケーションは SetViewportExt メンバー関数を呼び出す前に、SetWindowExt メンバー関数を呼び出す必要があります。
使用例
「CView::OnPrepareDC」の例を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h